チョ・ジェボム被告(資料写真)=(聯合ニュース)
チョ・ジェボム被告(資料写真)=(聯合ニュース)
【水原、ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック女子3000メートルリレーで金メダルを獲得した韓国の沈錫希(シム・ソクヒ)選手に対し、3年あまりにわたって性的暴行を加えたなどとして、児童・青少年の性保護に関する法律違反などの罪に問われた元コーチのチョ・ジェボム被告について、韓国の水原地裁は21日、「罪責が重い」として、懲役10年6カ月の判決を言い渡した。 地裁は「被告は被害者が抵抗できない状況を利用して威力によって性犯罪を犯した」としながら、「嫌疑を否認し、被害者に許しを受けるための措置も取っていない」と判示した。 チョ被告は沈選手が高校2年生だった2014年8月から平昌冬季五輪開幕直前の17年12月まで、選手村などで30回にわたり性的暴行などを行ったとして起訴された。 検察は沈選手が高校生だった16年以前の罪について、児童・青少年の性保護に関する法律違反で起訴した。 チョ被告は19年1月、沈選手を常習的に暴行したとして、控訴審で懲役1年6カ月の判決を受けている。
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