丁国務総理はこの日の午後、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス感染症対応の中央災難安全対策本部会議を主宰し「各界と常に疎通しながら、現場の苦労を少しでも軽減する案も引き続き考えていく」と述べた。
政府は18日から2週間適用される距離確保調整案と旧正月連休の防疫対策を発表した。現行の距離確保(首都圏2.5段階、非首都圏2段階)を維持し、夜9時以降の営業制限と5人以上の集まり禁止も持続する。
ただし、自営業者らの生計や公平性問題の解決のため、首都圏地域のカラオケ練習場や学習塾、室内体育施設などへの集合禁止は解除し、防疫指針遵守の条件で夜9時まで運営を認めた。全国のカフェに対しては食堂のように夜9時まで店内での飲食ができるようにした。
丁国務総理は「まだ安心できる段階ではないが、国民の皆さんの忍耐と協力のおかげで冬のコロナ3次流行の最大の山場は越えたようだ。国民1人ひとりに感謝と慰労の言葉を申し上げる」と述べた。
続いて距離確保調整案について「店を再び営業することができてよかったが、営業時間と人員制限は残念だという現場の声がある」とし「一方、緩和された措置で感染が再び拡散するのではないかと心配する国民もいる」と述べた。
丁国務総理は「確実な安定状況に達していないまま防疫だけを考えていたら、従来の強力な措置をそのまま維持していたはずだ。しかし、崖っぷちに追い込まれた民生の切迫さと距離確保に疲れた国民のことを考えないわけにはいかず、苦心の末に出した代案だ」と強調した。
丁国務総理は「防疫基準を提示したのは政府だが、履行と実践の主人公は国民」とし「どんなに精巧な守則も現場で受け入れられず、執行されなければ無用の長物に過ぎない。もう少し頑張ってほしいと再度申し上げるのは恐縮だが、K-防疫を作ってくださった国民に徹底した履行と実践をお願いしたい」と述べた。
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