日韓局長級協議、3か月ぶりに開催=「慰安婦判決」など協議(画像提供:wowkorea)
日韓局長級協議、3か月ぶりに開催=「慰安婦判決」など協議(画像提供:wowkorea)
日韓外交当局は15日、局長級協議をおこない、元慰安婦問題などについて議論した。

 日韓の外交当局間の局長級協議は昨年10月の開催以降、およそ3か月ぶり。

 外交部(外務省に相当)によると、韓国外交部のキム・ジョンハン(金丁漢)アジア太平洋局長はこの日、外務省の船越健裕アジア太平洋局長とオンラインで両国間の懸案について意見を交わした。

 船越局長は、去る8日に下された旧日本軍の元慰安婦が提起した訴訟の判決と関連して日本政府の立場を明らかにし、キム局長はこれに対する韓国政府の立場を説明。日本側は、韓国司法当局の判断について「受け入れることはできない」との立場を明確に表している。

 両国はこれ以外に元徴用工判決、日本政府の輸出規制、福島原発汚染水問題などについても協議したと伝えられた。

 今回の協議で日韓は、懸案解決のため疎通と対話を続けていくことが重要との認識を一致させ、今後も外交当局間で緊密な協議を続けていく方針を再確認した。

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