このことをきっかけに、南北間における新型コロナの防疫・保健協力の道が開かれるか、期待されている。
4日(現地時間)米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)は、北朝鮮が非政府機関“Gaviワクチンアライアンス”に、新型コロナワクチンの支援を要請したと報道した。Gaviは、ワクチン開発と購入が困難な低所得国家たちに 新型コロナワクチンを分配するための枠組み(COVAXファシリティー)を主導している国際団体である。
この報道が事実なら、北朝鮮が公式的に新型コロナワクチンを必要としているということになり、このことにより 韓国政府が北朝鮮側に提案してきた新型コロナに関する南北協力にも、柔軟性が生じるのではという期待も出てくる。
イ・イニョン(李仁栄)統一相は 昨年11月に韓国公共放送局“KBS”とのインタビューで「新型コロナの治療剤とワクチンにおいて互いに協力できるなら、北朝鮮としては 防疫体系により経済的犠牲を強いられている部分から、少し抜け出すことができるきっかけとなるだろう」とし「不足な時 共に分け合うのが、本当の意味で分け合うということだと考える」と語っている。
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