SBSドラマ「ペントハウス」、“19禁(R-18指定)”に調整か…青少年暴行シーンが“注意”と法廷制裁(画像提供:wowkorea)
SBSドラマ「ペントハウス」、“19禁(R-18指定)”に調整か…青少年暴行シーンが“注意”と法廷制裁(画像提供:wowkorea)
青少年たちの過度な暴行シーンを“15歳以下視聴可”で放送し、多数の苦情が寄せられていたドラマ「ペントハウス」が、法廷制裁である“注意”とともに視聴等級の調整要求を受けた。

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韓国の放送通信審議委員会は4日、ソウル・モクトン(木洞)の放送会館で全体会議を開き、SBSドラマ「ペントハウス」に対する審議を行い、このように決定したと明らかにした。

昨年10月27日、ドラマ「ペントハウス」には△中学生たちが中学生の身分を詐称した家庭教師のミン・ソラ(チョ・スミン)をプールに突き落とし頬を殴った様子 △廃車に閉じ込めシャンパンをふりかけると苦しむ姿を携帯電話で撮影する様子 △ある登場人物の父親がミン・ソラを靴で踏みつけながら「根本もない孤児」と述べる内容などを、“15歳以上視聴可”の等級で放送し、これを青少年視聴保護時間帯に再放送した。

放送通信審議委員会は「放送局の独自審議で指摘したにも関わらず、青少年たちによる集団いじめを刺激的・暴力的に描写した内容を、15歳以上視聴可で放送したのはもちろん、青少年視聴保護時間帯に再放送した」とし、「行き過ぎた産業主義により放送の公的責任をないがしろにした」と指摘し、法廷制裁である注意を決定した。

なお、該当話の視聴等級も不適切と判断し、「放送法」の第33条(審議規定)第6項に基づき、視聴等級の調整を要求した。

放送番組の等級分類および表示などに関した規則によれば、15歳以上視聴可の上の等級は19歳以上視聴可(日本でいうR-18指定)しかない。放送通信審議委員会の関係者は「放送局としては内容を修正し、15歳以上視聴可を維持するか、内容を維持し19歳以上視聴可に上げる2つの方法から選択しなければならない」と説明した。

一方、同日の会議では特定業者や商品に不当な広告効果を与え、視聴の流れを妨害する内容を放送した番組に対する審議も行われた。

△「知ってるお兄さん 放課後活動」(JTBC、出演者たちが間接広告であることを直々に言及し、該当商品の近接撮影で露出し、材料や味、大きさなど特長を具体的に紹介する内容など) △「テバク天国」2部(韓国経済テレビ、株式投資諮問番組で、出演者たちが特定アプリケーションの商品名や特徴を数回言及し、アプリの有料バージョンの使用画面を持続的に露出する)などについて、いずれも“注意”が意見された。

この他に放送通信審議委員会は製品の自動電源遮断機能を誇張し、大幅に割引して販売するかのように視聴者を誤認させる内容の「サムウォン節電王トクスンイマット(電気カーペット)」の放送広告を配信した7社(ETN、Mplex、Event TV、CHAMP TV、KUKI HEALTH TV、KBSw、SKY)についても、それぞれ“注意”を議決した。

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