「週刊アイドル」に出演した「ENHYPEN」。(画像:画面キャプチャ)
「週刊アイドル」に出演した「ENHYPEN」。(画像:画面キャプチャ)
12月23日(水)放送の「週刊アイドル」(MBC every1)に、11月30日にデビューしたばかりのグローバルスーパールーキー「ENHYPEN」が出演した。前週のゲストはデビュー15周年を迎えた「SUPER JUNIOR」だったので、その落差がすごい。自由奔放に自分たちのペースでやりたい放題だった「SUPER JUNIOR」を見たせいか、進行通りに一生懸命臨む「ENHYPEN」のなんと初々しいこと(笑)。

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同番組への出演要請が殺到していたという「ENHYPEN」は、赤と緑を基調としたクリスマスカラーの衣装に身を包み、クリスマスプレゼントを持って登場したが、ファンにとっては嬉しい、華やかなクリスマスにぴったりのゲストだった。

これまでも話題の新人が「週刊アイドル」でバラエティデビューを飾ったが、「ENHYPEN」もまた同番組が初のバラエティ出演。あいさつ代わりにデビュー曲「Given-Taken」を披露した後、自己紹介がてら、一人ずつ魅力をアピールした。

“氷の王子”こと元フィギュアスケート選手のソンフンは20回ターンした後、方向感覚を失うこともなく、平然と一番遠くに座っていたソヌのところまで辿りつく姿を見せ、ジェイクは静かに食べることが特技だと言っていたが、MCグァンヒとの対決で敗れ、失敗するというお茶目な姿を見せ、スタジオが大爆笑に。

絶対音感の持ち主ヒスンは、MCウニョク(SUPER JUNIOR)がピアニカで3つの音を同時に出したが、それを見事正解。小学生のとき、車を運転していたお父さんがおならをして、その音が「ソ」だと思い、自分に絶対音感があると分かったという面白エピソードまで披露した。

ソヌは酸っぱさを我慢できるとし、笑顔でレモンを食べて見せ、「SHINee」のバックダンサー“SHINeeキッズ”だったニキは、テミンの「IDEA」のカバーダンスを披露。また、サバイバルオーディション番組「I-LAND」出演時、ジェイク、ジェイ、ソンフンが腕の筋肉を比べる場面があったが、視聴者からの「ジェイの筋肉が一番小さいね」という書き込みを見たジェイが、それを払拭しようとウニョクと腕相撲対決を。ところが返り討ちにあってしまい、失敗…。でも、大きな笑いはとったので、「悔しさ、怒り、羞恥心」でお馴染み、黒歴史キャラのジェイらしさがよく出ていた。

最後にリーダーのジョンウォンが、くすぐり我慢の特技を披露。鼻や耳の周り、さらに腕や脇などをこちょこちょされたが微動だにせず、ここでも冷静沈着な姿を見せた。

そうして個人の魅力をアピールした後は、グループとしての魅力も発揮。ニキとヒスンが「週刊アイドル」でぜひやってみたかったという2倍速ダンスにも挑戦した。しかも、曲は先輩である「BTS(防弾少年団)」の「Dynamite」。ウニョクが「2倍速なのに、ぴったり合っている。若いからなのか、ダンスを踊っても安定的」と絶賛するほど完璧なパフォーマンスを見せた。

他にもソンフン、ソヌ、ヒスンの「オットケソング(愛嬌ソング)」や、動物の着ぐるみを着た姿でキュートさを爆発させたメンバーたち。見ているだけで、ほのぼのさせられるビジュアルだった。

そんな中、唯一の日本人メンバー、ニキが大活躍したのが倍速で流れる曲を当て、ダンスまでちゃんと踊れたら成功という「K-POP倍速クイズ」コーナー。番組を通して、ニキが話すシーンはあまりなかったが、パフォーマンスをするシーンだけはたっぷりオンエアされた。

「BTS」、「SEVENTEEN」、「TOMORROW X TOGETHER」、「SHINee」、「NCT127」などの曲が出題され、ほとんどの問題にニキが絡み、ダンスまで完璧に披露したのだが、その流れをウニョクが手助けしたのも大きかっただろう。ウニョクが「ニキが分かっていそうだけど、答えは?」と答えやすいように振ってあげたり、「ニキには出演料をもっとあげて」と言ってダンスを大絶賛したり。そのおかげで、ニキの見せ場ができたと言っても過言ではない。

「ENHYPEN」がK-POPの先輩と絡むバラエティは初めてだったので、リアリティ番組「ENHYPEN&Hi」(mnet)とはまた違い、純粋で初々しい感じがよく出ていた。ともあれ、メンバーそれぞれが魅力を発揮し、「ENHYPEN」のバラエティデビューは大成功だった。

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