北朝鮮に拉致された横田めぐみさんと、両親の苦悩を描いた映画「めぐみへの誓い」の製作発表会で記念撮影する「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の関係者と出演者(資料写真)=(共同=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんと、両親の苦悩を描いた映画「めぐみへの誓い」の製作発表会で記念撮影する「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の関係者と出演者(資料写真)=(共同=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】日本政府が北朝鮮拉致問題の解決を国際社会に向けて訴えていることと関連し、北朝鮮が不快感を示し、「すでに解決した問題」と主張した。 北朝鮮の朝鮮中央通信は23日に出した論評で、「日本が騒いでいる拉致問題はすでにすべて解決した問題」とし、日本の政治家が拉致問題を口にしながら「国際社会と連携」と騒ぎ立てるのは、政治的な目的を実現するためこの問題を悪用しようとするものと批判した。 また日本に対し、「世界最大の戦犯国であり拉致犯罪国」と非難し、「拉致問題における被害者はわれわれである」と主張。強制徴用問題と慰安婦問題に言及した上で、国際化しなければならない問題、解決すべき政治的な問題は日本による「過去の清算」などとした。 日本は17人について北朝鮮による拉致被害者と認定し、このうち12人については未解決としているが、北朝鮮はこの12人のうち8人はすでに死亡し、4人については北朝鮮に入国していないと主張している。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40