総合卓球選手権大会、新型コロナの影響で60年ぶりに中止が決定=韓国(画像提供:wowkorea)
総合卓球選手権大会、新型コロナの影響で60年ぶりに中止が決定=韓国(画像提供:wowkorea)
最高権威を誇る全国男女総合卓球選手権大会が、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。

大韓卓球協会の関係者は、「来年1月21日から27日までチュンブク(忠北)チェチョン(堤川)で開かれる予定だった第74回総合選手権大会の開催中止を決定した」と22日に明らかにした。同大会が中止されたのは、1960年以来60年ぶりのことだ。

卓球協会は今年、新型コロナウイルスにより、すべての大会開催を中止したが、韓国最高の権威を誇る総合選手権大会だけは来年1月に延ばして開催する計画だった。しかし、最近になって同ウイルス感染者が1日で1000人以上発生し、結局中止せざるを得なくなった。

同協会は「政府当局の強力な新型コロナウイルス防疫措置にもかかわらず、連日感染者が急増するなど、地域社会における感染の危険が非常に深刻となっている。これにより、協会では、開催について深く検討した末に(中止することを)決定した」と説明した。

続けて、「大規模密集型の大会の特性上、選手間の対面接触が避けられない。選手団の安全を最優先に考慮した」と付け加えた。

大韓卓球協会は、来年1月3日から行われる予定だった国家代表の選抜戦も延期した。当初、同選抜戦は今月4日から9日まで予定されていたが、新型コロナウイルス感染者が急増したため、すでに一度延期されている。
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