≪韓国ドラマREVIEW≫「サイコだけど大丈夫」4話あらすじと撮影秘話…演技へのこだわりを見せるキム・スヒョン、ソ・イェジとの呼吸は?(画像提供:wowkorea)
≪韓国ドラマREVIEW≫「サイコだけど大丈夫」4話あらすじと撮影秘話…演技へのこだわりを見せるキム・スヒョン、ソ・イェジとの呼吸は?(画像提供:wowkorea)
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

今日はドラマ「サイコだけど大丈夫」の撮影裏話。まずは、病院を抜け出した患者クォン・ギド役のクァク・ドンヨンが登場する。
国会議員選挙に出るため、演説をしようとしている父親のところへ急に現れ、叫びだしその場をめちゃくちゃにしてしまうというシーンだ。

「候補者クォン・マンスの息子のクォン・ギドです!!! 」と演説マイクの前に立ち大声を上げる。選挙のスタッフたちが取り押さえようとギドを追いかける場面では、クァク・ドンヨンが動きを確認している。奇声を発しながらマイクを持ってうろうろと逃げ回るという、なかなかのアクションを演じている。


次は、ガンテとムニョンがコンビニでラーメンを食べるシーン。
監督と3人で動きを確認する中、キム・スヒョンが「髪を触る時さ、前に帽子をとって触った時みたいにゆっくりこう、前髪を触る感じで…」とソ・イェジに指示を出す。
「あー、そういえばあったね」と頷くソ・イェジ。実際の撮影では、髪を触ってからガンテの唇をポンと触るアドリブを入れ、カットがかかるとキム・スヒョンが笑い出す。


次は、病院の庭でサンテの頭に触れようとするムニョンの手を、やってきたガンテが掴むというシーン。
キム・スヒョンが来る前に撮影してしまい、カットがかかるとオ・ジョンセが「手を掴まれた振りしなきゃな」と笑う。「あ、やればよかった」とソ・イェジも笑いながら言う。
撮影が始まると、キム・スヒョンがタイミングを合わせて登場し、ムニョンを連れ去る。


続いて、ガンテとムニョンの2人のシーン。
監督と一緒に動きについて細かくチェックするキム・スヒョン。「僕は振り向きたいけど、ムニョンの背景は海のほうがきれいだし…」と悩む。
「ムニョンの画の背景が綺麗な方がいいってことだよな」と監督。結局はキム・スヒョンが振り向くのを諦めて、ソ・イェジの希望を通すことに。動きを確認した後は、台本を手に2人はセリフ合わせをする。
最後に、海を見つめているシーンのリハーサルでは、後ろからやってきたキム・スヒョンが「わー、ムニョンは完全に海に心奪われてるな」と嬉しそうに一言。

今回はキム・スヒョンが演技にかなりこだわっている部分が印象的だった。監督が指示すること以外のさらに細かい動きについて、ソ・イェジと共有していいものにしようという姿勢が見える。
すっかりベテラン俳優になりつつあるキム・スヒョンのメイキングが新鮮だ。


●韓国ネットユーザーの反応●

「クァク・ドンヨン、演技が上手いのは知ってたけど改めて驚いた」
「キム・スヒョンもソ・イェジも美男美女で演技もうまい!」
「2人がまだ敬語交じりな会話をしているのが、ドキドキする」
「キム・スヒョンがNG多くてかわいい!」
「演技の提案をしているキム・スヒョン、さすがプロ!」


●あらすじ●

tvN土日ドラマ「サイコだけど大丈夫」では少しずつ作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)に心を開く保護士ムン・ガンテ(キム・スヒョン)の姿が描かれた。

この日、ムン・ガンテは国会議員クォン・マンスの息子クォン・キド(クァク・ドンヨン)の騒動を観ていた。その自由な姿を見ながらムン・ガンテは作家コ・ムニョンに「僕、ただ君と遊ぼうか」と心を打ち明けた。

これに笑みを浮かべた作家コ・ムニョンは「何して遊ぼうかな?私は今日、拉致を上手くやったから褒めてちょうだい。あなたも引き止めなかったじゃない?」と微笑んだ。

これにムン・ガンテは「ただ独り言だった。踊って歌うことをどうして止めさせるのか」と答えた。騒動を起こしたクォン・キドは保護士ムン・ガンテに「今日全部果たした。お姉さん(自分を病院から拉致した作家コ・ムニョン)にあれこれ言わないで。僕は今日一番楽しかった」と話し、幸せそうだった。

クォン・キドは再び精神病院に連れて行かれた。しかし、家族たちは彼を無視し、母親はクォン・キドの頬を殴りながら「なぜ泥を塗るの?なぜ、よりによって私の腹の中から足らずに生まれたの?どうして私を悲しくさせるの?なぜ死のうと飛びかかって来るの?こんな沙汰を作ったりして」と涙を流した。

クォン・キドは「一発殴られてみたらぴんとくるね、兄さん。母さんは僕を憎まない。すごく愛してる」「殴られた方はわかる。愛情がこもっていれば殴られても気分が悪くない。変だ」と話した。

これにムン・ガンテは幼い頃、母と共にくらしていた時を思い浮かべた。ムン・ガンテの母親はいつも障害のある兄ムン・サンテ(オ・ジョンセ)だけ面倒を見た。幼いムン・ガンテはそんな母を見て傷ついていた。

ムン・ガンテは作家コ・ムニョンと共に車で精神病院に向かった。コ・ムニョンはムン・ガンテに「あなたが私の車に乗らなかったら拉致しようとした。望むなら言って。拉致してバラエティーに遊ぶ状態を作ってあげる。アダム(クォン・キド)を見て羨ましかったんじゃないの?」と提案した。

これにムン・ガンテは「大丈夫だ」と答え、作家コ・ムニョンは「逃げたい顔をしている時に拉致してあげるから期待して」と話した。

さらに、2人は家族について話を交わした。ムン・ガンテは自分の家族史を知っている作家コ・ムニョンに驚き、コ・ムニョンは「私がちょっと調べてみた」と言いながら、家族の意義に対する悪口を並べ立てた。家族と人についてやたらに言うコ・ムニョンの姿にムン・ガンテは「車を止めて」と話した後、車から降りた。

ムン・ガンテはさらに、「(あなたが)他人とは違う人なのをちょっと忘れてしまった。私も知らずあなたに何かを期待していたようだ。(その期待は)もう無くなってしまった」とし、道に出た。これに作家コ・ムニョンはいきなり「愛してる。愛してる、ガンテさん」と告白した。

コ・ムニョンの言葉に真正性を感じなかったムン・ガンテは道をずっと歩いて行き、作家コ・ムニョンは「また、逃げるのか。愛してるというのにどうして逃げる」と叫んだ。さらに、「雰囲気よく車に乗っていたのにどうして車から抜け出す。精神に問題があるのか。一体どのポイントで腹立てたんだか?」と憤った。

一方、クォン・キドのことでクォン・マンス国会議員が精神病院を訪れた。クォン・マンスはオ・ジワン(キム・チャンワン)に「その女と保護士を連れて来い」と言い、ムン・ガンテとコ・ムニョンを探して、オ・ジワンに「2人を阻止できなかった院長も私の前にひざまずけ」と憤った。

これにムン・ガンテが呼ばれた。ムン・ガンテは「自分が1人で行く」と、作家コ・ムニョンに連絡を取ろうとする職員を止めた。ムン・ガンテは国会議員クォン・マンスに「息子さんは本人の自由意思で病院から脱走したのだ。誰かが無理に連れて(父親の遊説の場に)行ったのではない」と話した。

しかし、クォン・マンス議員は「お前たち、私にくそ食らえと言うんだな」と興奮した。院長オ・ジワンは「おかげで息子さんは症状が好転した。もうすぐ退院しても良い」と伝えた。

これに国会議員クォン・マンスは「誰がそんな精神病者を育てるの?全国に数万にもなる精神病院をぐるぐる廻しても一生出られないだろう。使い道がない子は必要ない」と述べた。保護士ムン・ガンテは「使い道がない?それなら産まないべきだったのでは?」と受け答えた。

これにクォン・マンス議員は「子は親が必要として生むのだ。なんの役にも立たない子が必要なのか?お前の親に聞いてみろ」と頬を打った。

この状況を知らない作家コ・ムニョンは父を散歩させようと精神病院を訪れ、そこでムン・ガンテの兄ムン・サンテと対面した。ムン・ガンテは兄ムン・サンテと一緒にいる作家コ・ムニョンの姿に腹を立てた。コ・ムニョンはムン・ガンテの顔のあざを見ながら「一体誰がこうしたの?あなたはまたも我慢したの?」と心配した。

これにムン・ガンテ(キム・スヒョン)は「今、君はどんな感情なのか。君がどうして僕の心配をする?君はわからない。どんな感情で僕を脈打つのか。君もわからない。中はがらんとして声だけが先走って。空き缶のように。だから僕についてよく知っていると思うな。君は死ぬまで僕について絶対分からない」と冷静に話した。

作家コ・ムニョンはムン・ガンテの言葉を全て聞いて涙を流した。その後、コ・ムニョンはこの精神病院に入院中の父親コ・デファンと散歩の準備をした。コ・ムニョンは父コ・デファンを見ながら「本当に記憶を全て消されたのか?ショーをしてるんじゃないか?」と皮肉った。これに看護師のナム・ジュリは「患者を刺激するな」と警告した。しかし、作家コ・ムニョンは「本当に私を知らない。私がどういうことをするのか、お父さん」と刺激した。父コ・デファンが興奮して娘コ・ムニョンの首を締めた。

作家コ・ムニョンは寂寂と道を歩きながら「ムン・ガンテ、君も私を知らない」と独り言を言った。

保護士ムン・ガンテは退勤後、家で時間を過ごして作家コ・ムニョンが書いた童話「ゾンビの子供」を読みながら、涙を流した。さらに、ムン・ガンテはチョ・ジェス(カン・キドゥン)から作家コ・ムニョンが昼間に病院で父親に首を絞められたことを伝え聞き、真っすぐコ・ムニョンの元に駆けつけた。

ムン・ガンテは1人で雨に打たれている作家コ・ムニョンに近づいて服を渡し、抱き締めてあげた。


「サイコだけど大丈夫」 撮影風景
「サイコだけど大丈夫」 撮影風景




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