韓国女性グループ「KARA」の元メンバーで歌手として活動していた故ク・ハラさんの兄ク・ホインが再び“ク・ハラ法”の必要性を訴えた。

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ク・ホインは16日午後に放送された「生生情報通」に出演した。彼は「真の家族とは何か?」というコーナーで、ク・ハラさんの遺産相続権を主張している母について言及した。

彼は「家族とは?」という質問に、「私の力になり、生きる原動力になる存在だと考えている」と答えた。

また遺産相続権を主張する母について、「私たちにとって“お母さん”という単語自体が存在しないものだった。あまりにも幼すぎて覚えてもいない。母が私たちの育ての親である伯母に連絡してきたそうだ。葬儀で喪服を着ると大騒ぎした。娘を捨てた人が母親を装って喪服を着て喪主の挨拶をすること自体が許せなかった」と告白した。

これについてノ・ジョンオン相続専門弁護士は「子供の扶養の義務を放棄したにも関わらず、娘の遺産を相続するのは、常識に反するため、問題視されている。ク・ハラさんの件だけでなく、以前からこのような問題は多かった」と語った。

キム・ミンジ法務部 法務審議官室 行政事務官は「家族という理由で当然の権利として認められてきた相続権などについて、改めて考えなければならない時期が来たのではないかと考えている」とし、「相続人になる人が養育の義務を放棄している場合など、一定の理由がある時は相続権を排除できる民法制度の新設または改正を検討中だ」と話した。

最後にク・ホインは「多くの方々にこのような悔しい気持ちを味わわせたくない。それだけが望みだ」と伝えた。

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