北朝鮮、ロシア製コロナワクチンを「輸入」…党幹部が「接種」

北朝鮮当局は、ロシア製の新型コロナウイルス感染症ワクチンを購入し 接種し始めたという報道が出ている。

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朝日新聞は、韓国の情報関係者と中朝貿易関係者から引用した今日（15日）付けのソウル発の記事で「北朝鮮が、世界で初めて新型コロナワクチンを承認したロシアからワクチンを購入した」とし「購入量は はっきりしていないが、朝鮮労働党の幹部や当局者たちに対する接種を始めたという情報もある」と伝えた。

キム・ジョンウン（金正恩）北朝鮮国務委員長は去る10月、労働党創建75周年閲兵式での演説で「1人の悪性ウイルスの被害者もおらず、皆が健康でいてくれて本当にありがとう」と語っていた。

しかし 北朝鮮当局がこれまでとってきた、新型コロナへの防疫措置のレベルなどを踏まえると、彼らもまたウイルス感染の危険に陥っているというのが、国内外の専門家たちの一般的な見解である。