「セウォル号特別調査委を妨害」前大統領秘書室長と政務長官17日に2審宣告…実刑宣告されるか?(画像提供:wowkorea)
「セウォル号特別調査委を妨害」前大統領秘書室長と政務長官17日に2審宣告…実刑宣告されるか?(画像提供:wowkorea)
韓国のセウォル号沈没事件の特別調査委員会設立とその活動を妨害した疑いで起訴されたイ・ビョンギ元大統領秘書室長(73)とチョ・ユンソン前政務首席(54)の2審判決が今週出る。1審では執行猶予刑が宣告されたが、2審で実刑が宣告されるか、または1審の判決を覆し無罪と判断されるかに関心が集まっている。

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先立って検察は公判で前秘書室長と前政務首席に1審のような懲役3年を求刑した。

検察は「被告パク・クネ元大統領のセウォル号救出にすぐに取り掛からなかった7時間についての調査を妨害しようと複数の公務員と共に犯行を犯した」と強調した。

検察は「莫大な社会的費用がかかり、国家の信頼が低下した」とし「被告は捜査当時はもちろん、2審でも反省せずに責任は海洋水産部所属公務員にあると主張している」と実刑を求刑した。

一方、被告は、不法行為はなかったと改めて主張した。

前秘書室長は「就任後、他の問題よりもセウォル号引き揚げ問題を優先して取り組んできたし、その後もセウォル号の事件究明のため、それなりに努力した」とし『ただ「大統領の7時間」を巡ってデマが飛び交い、大統領府秘書室が傍観することができなかった点を理解してほしい』と要請した。

特別調査委員会の業務妨害の疑いは2017年12月海洋水産部が内部監査を介して、検察に捜査を依頼する中で提起された。当時海洋水産部は「朴槿恵政府の海洋水産部公務員がセウォル号特別調査委の調査活動を妨害した」とし、検察は2018年3月、キム前長官らを起訴した。

1審では、前秘書室長と前政務首席に各懲役1年に執行猶予2年を宣告している。
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