オーストラリアは、中国政府の「一帯一路」プロジェクトを阻止できる法案を通過させ、反撃に乗り出した。

今日(10日)香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、オーストラリア議会は8日、地方政府と大学が海外政府と結んだ協定を、政府が破棄できる権限を骨子とした「外交関係法」を通過させた。

これは オーストラリアのビクトリア州が中国の一帯一路プロジェクトに参加することにした協定を、一方的に破棄する権限を政府に付与するためのものだというのが、SCMPの分析である。

今回の法案通過により、オーストラリア政府は、貿易、文化、科学、保健などの分野で、外国人または外国政府の参加を遮断・縮小することができるようになった。

今回の法案通過は、去る4月 オーストラリアが新型コロナウイルス感染症の起源に対する国際的な調査を要求した後、中国がオーストラリア産の牛肉・ワインなどに“関税爆弾”をかけるなど、報復措置が続いている中でなされた。

このようなことから一部では、中国による「豪叩き」に、オーストラリアが「外交関係法」の通過をもって反撃に乗り出したとみている。

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