「日韓経済人会議」の韓国側の代表であるキム・ユン団長(画像提供:wowkorea)
「日韓経済人会議」の韓国側の代表であるキム・ユン団長(画像提供:wowkorea)
日本と韓国両国の経済人の集まりである「日韓経済人会議」は、“持続可能な開発目標(SDGs)達成”のための協力を続けることで意見を一致させ、共同声明を出した。

今日(28日)韓国財界によると、今年52回を迎える「日韓経済人会議」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、前日 東京とソウルで ウェブ会議システムでつないだTV会議形式で開催された。

韓国側からはキム・ユン団長をはじめとして98人、日本側からは佐々木幹夫団長をはじめとして109人が参加した。今回の会議はソウルではJWマリオットホテルが、東京ではホテルオークラが会場となった。

キム団長(三養 ホールディングス会長)は「日韓間の問題解決と関係改善を模索するために、今回の会議のテーマを“持続可能な開発目標(SDGs)”と定めた」と語った。

つづけて「最近 日韓両国の葛藤解消の努力により、両国政府間による対話と疎通の動きがあることをとても歓迎する」とし「低出産、高齢化、地域活性化、4次産業革命など、解決すべき共通の課題が山積している中、未来のために協力しなければならない」と強調した。

佐々木幹夫 日韓経済協会会長(三菱商事 元会長)は「今回の会議のテーマであるSDGsは、持続可能でよりよい世界を目指す国際的な開発目標であり、新型コロナによる様々な影響を克服していくこと自体がSDGsの対処である」と語った。

両国の経済人は「2020 SDGs(持続可能開発目標)新時代」の始まりを宣言し、アフターコロナを創出する日韓連携構築案を声明書に盛り込み、「未来を開く日韓協力」の共同声明を出した。

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