記念式典であいさつする崔炳国社長=25日、ソウル(聯合ニュース)
記念式典であいさつする崔炳国社長=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国金融経済情報メディア、聯合インフォマックスは25日、ソウル市内のホテルで創立20周年記念式典と2021年の経済を展望するカンファレンスを開催した。 同社の崔炳国(チェ・ビョングク)社長は記念式典で、「聯合ニュースが国内企業として初めてリアルタイム金融情報端末『インフォマックス』を発表してから30年が経った」としながら、「最も信頼できるメディアになり、金融市場参加者の頼もしいパートナーとして成長する」と強調した。 新型コロナウイルスの感染防止のため来賓は招かず、式典には役員らが出席した。記念式典とカンファレンスは動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信され、文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官、李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行(中央銀行)総裁、殷成洙(ウン・ソンス)金融委員長(閣僚級)、尹碩憲(ユン・ソクホン)金融監督院長がメッセージを寄せた。 文大統領は「豊富なグローバルデータと分析能力、差別化されたコンテンツで韓国を代表する総合金融情報企業として飛躍してほしい」と述べた。 また、聯合インフォマックスは創立20周年を記念し、今後20年間の経営未来像を描いた「ビジョン2040」を制定。▼金融情報の新たな基準を作り、産業の変化をリード▼挑戦と革新のDNAで新たな金融コンテンツを生産▼公正かつ迅速な報道で金融市場の健全な発展と情報主権の保護に寄与する見張り番に▼顧客中心の差別化されたサービスで金融市場参加者の真のパートナーとして成長――などの目標を提示した。 一方、創立記念式典に続いて行われたカンファレンスでは、「再び始まるグローバル金融市場の再編―期待の背後に潜むリスクを探せ」をテーマに、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)と米大統領選後に急変する国内外の金融市場を巡って専門家らが熱を帯びた討論を展開した。
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