「クイズの上のアイドル」(KBS2)に出演した「TWICE」。(画像:画面キャプチャ)
「クイズの上のアイドル」(KBS2)に出演した「TWICE」。(画像:画面キャプチャ)
11月7日(土)に放送されたクイズバラエティ「クイズの上のアイドル」(KBS2)に「TWICE」が出演した。グローバルな活躍を見せる多国籍アイドルがクイズに挑戦する番組なので、「TWICE」の登場を待ち望んでいたファンも多かったはず。メンバーのうち、ダヒョン、サナ、モモ、ツウィの4人が登場した。

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「TWICE」にとっては、対戦する“先輩アイドル”チームに、同じJYP所属の先輩ニックン(2PM)がいるので、心強かっただろうが、もう一人、MCを務めるチョン・ヒョンドンの存在も大きかっただろう。

チョン・ヒョンドンと「TWICE」というと、今年2月に終了したバラエティ「アイドルルーム」(JTBC)で深い縁を築いた。特に、出演するたびに「アイドルルーム」グッズ(Tシャツ、パーカー)がほしいとおねだりするモモのため、番組側がグッズを作り、プレゼント。「TWICE」は空港ファッションとしても着用したり、番組出演時にも着用するなど、愛着を示したほどだ。「アイドルルーム」は87回放送されたが、グッズをもらったアイドルグループは「TWICE」だけだろう。そんな縁もあり、チョン・ヒョンドンは「TWICE」をバラエティでおいしくする術を知っている。

だからこそ、チョン・ヒョンドンが今月5日、健康上の理由により、しばらく活動を中止し、「クイズの上のアイドル」を降板することが発表されたので、この共演は絶妙なタイミングだった。

もちろん、「TWICE」は自分たちのチームに迎え入れるMC2人のうち、勝率の高いチャン・ソンギュではなく、チョン・ヒョンドンを選んだのは言うまでもない。結果的に、「TWICE」チームはクイズで“先輩アイドル”チームに負けてしまったが、チョン・ヒョンドンとの絡みで面白さや魅力が出ていたので、バラエティ的には御の字だっただろう。

特に、トーク部分ではサナが注目された。「韓国語がすごく上手くなった」とチョン・ヒョンドンから褒められたサナは勉強法を聞かれ、「2012年に韓国に来るようになり、そこから勉強を始めて、レッスンを受けながら、生活しているうちに自然と身に着きました」と答えると、アナウンサー出身のチャン・ソンギュも「韓国語の実力がアナウンサーレベル」と絶賛。チョン・ヒョンドンがこのスタジオで、韓国語の実力が一番低いのはキム・ジョンミンだとし、サナの方が上手いと思うとオチをつけ、大爆笑となった。

また、サナはJYPのJ.Y.Park(パク・チニョン)代表について、どんな存在かを聞かれたとき、「時には先生のようで、時にはお父さんのようで、時には良いお兄さん」と模範解答をしたニックンの答えをそのままマネするお茶目な姿も。そして、J.Y.Parkに関する問題を当てられなかったサナは「すみません、PD」とキュートに謝る姿も見せた。

もう一人の日本人メンバー、モモは「TWICE」のダンスクイーンらしく、ダンスのクイズではしなやかな動きで、カッコいい魅力を発揮。ところが、好きな韓国料理を聞かれた際、「カムジャタン」を「カムジャダン」と発音してつっこまれ、笑いを誘ったり、2択クイズでは「メミ」という韓国語が出てきたとき、サナと2人で「(メミは)セミだね」と日本語で一瞬会話するところもキャッチされ、素の可愛さを垣間見せていた。

なお、「TWICE」を上手くアシストし、魅力を引き出していたチョン・ヒョンドンの出演は21日放送分(ゲストは「NCT」)まで。その後は“先輩アイドル”チームのキム・ジョンミンがMCに加わり、番組を進行していく予定だという。天然キャラのキム・ジョンミンなだけに、また雰囲気がガラリと変わりそうだ。

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