黄砂でコロナ感染拡大?北朝鮮の黄砂予報に「防疫をより強力に」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
黄砂でコロナ感染拡大?北朝鮮の黄砂予報に「防疫をより強力に」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が黄砂予報を発令し、コロナの防疫をより厳しく行うことを求めた。

コロナ防疫が「80日闘争」の最優先課題である分、万が一の状況にも備え防疫に万全を尽くす様子だ。

労働党機関紙の労働新聞は22日、「我が国の全地域で22日、黄砂注意報が発令された」、「黄砂が22日の明け方、平壌北部から始まり、午後には全地域に影響を与えると予想される」と伝えた。

そして「悪性ウイルス感染病を防ぐため非常防疫が強力に行われている現状下では、自然現象だとはいっても最大の警戒心を持って対応することを求める」とコロナ防疫に一層注意するよう求めた。

黄砂とコロナの関連性は確認されていないが、国外で発生した黄砂と共にウイルスが流入する可能性もあるため、防疫強度を高めると見られる。

新聞は同日「黄砂に対処した防疫措置を徹底」という別の記事でも「世界的にコロナの感染拡大が続いている現実と、空気などによっても悪性ウイルスが移動するという資料に照らしてみると、黄砂に対しても徹底した対策を講じなければならない必要性がある」と強調した。

北朝鮮は今年2月にも、コロナ防疫として川や湖の水質分析を行った。関連性が科学的に確認されてはいないが、水を通したウイルス伝播を憂慮し、全ての感染経路の遮断に乗り出したものだ。

北朝鮮がこのような行き過ぎと思える程防疫を強調するのは、「80日戦闘」の最優先課題としてコロナ防疫を提示したということとも関連があるとみられる。
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