映画『ポンオドン(鳳梧洞)戦闘』で馬に乗った日本軍将校の姿(記事内容とは関係ありません)(画像提供:wowkorea)
映画『ポンオドン(鳳梧洞)戦闘』で馬に乗った日本軍将校の姿(記事内容とは関係ありません)(画像提供:wowkorea)
チョン・チョンレ(鄭清來)共に民主党議員は、韓国社会の隅々に‘親日残滓’が残っているとし、1つひとつ清算していかなければならないと注文した。

鄭議員は‘親日残滓’が私たちも意識していない所に隠れているとし、その代表的な例として我々が広く歌っている歌曲‘先駆者’の中で‘馬~走らせた’の部分を挙げた。

鄭議員は16日、教育委員会のソウル・インチョン(仁川)・キョンギ(京畿)教育庁に対する国政監査で「未だに親日の跡が社会のあちこちにそのまま残っており、驚くべきことにヒョンチュンサ(顯忠祠)にあるチュンム(忠武)公の肖像(チャン・ウソン(張遇聖)作品)は親日派が描いた作品、(国会本会議場入口にある)キム・グ(金九)の彫刻像は親日派(彫刻家キム・ギョンスン(金景承))によって作られた)」とし「忠武公と金九先生に対する冒涜だと思う」と話した。

さらに鄭議員は「我々が好んで歌った『馬を走らせた先駆者』の歌は歪曲されて我々は歌っていた」とし「実は当時、独立軍は馬に乗らず『山人』と呼ばれ、馬に乗った人たちは日本軍将校だったという」と指摘した。

つまり「我々は先駆者の馬を走らせる日本軍将校を知らないうちに歌っていた」と嘆いた。

さらに鄭議員は「あちこちに蔓延している親日の残滓を清算しなければならない」とし「(学校のあちこちに残っている親日作家らが作った)銅像、記念物、象徴物、日章旗、旭日旗を利用した校標などはなくさなければならない」と注文した。

一方、富光高校のシン・ヒョンス国語教師は、昨年出版された本『詩で書く韓国近代史』で、先駆者(ユン・ヘヨン(尹海榮)作詞、チョ・ドゥナム(趙斗南)作曲)の作詞家ユン・ヘヨンを「満州最大の親日団体である五族協和会幹部として活動するなど、露骨に日帝を称えて擁護する作品活動をしていた親日詩人だ」と規定した。

シン教師は「尹海榮の詩『ラクト満州』にも先駆者という言葉が登場するのを見ると、『川辺で馬を走らせた先駆者』は独立軍ではなく、満州国のために働く人を意味するものと見るべきだ」と強調した。

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