「億単位の権利金を諦め閉店」韓国イテウォン・シンチョン「涙の廃業」(画像提供:wowkorea)
「億単位の権利金を諦め閉店」韓国イテウォン・シンチョン「涙の廃業」(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が長期化し、人々の外部活動を制限する状況が続く中、韓国・ソウルの都心で営業している小商人たちが直接打撃を受けている。

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 韓国ドラマ「梨泰院クラス」でも有名なイテウォン(梨泰院)地域や、シンチョン(新村)地域の事だ。商人たちは数億ウォン台の”権利金”を諦め、涙ぐみながら商売を畳まなければならない状況だと訴えている。

 14日午前、ソウル西大門区シンチョン(新村)一帯は開店している店が多くなかった。昨年までなら近くの大学に登校する学生たちで溢れている時間だったが、オンライン授業が長引き、街を歩く人々の姿もほとんどなかった。

 流動人口が減り、食堂と商店を利用する客数も減った。2003年から定食屋を営んでいるB氏は「路地の内側の店舗は権利金がなくなってからかなり経った」と、権利金がないのに新しく入ってくる人はいないと話した。

 実際に商人たちがコロナの影響で一斉に閉店を余儀なくされ、ソウル都心の商店の空室率はだんだん上昇している。

 5月にコロナの集団感染の震源地となったヨンサン区のイテウォンの場合は、小規模の商店の空室率が今年1半期6.4%から2半期に15.2%に急増した。中大型商店の昨年4半期19.9%だった空室室も、今年2半期には29.6%にまでになった。

 商人たちの廃業事例はオンラインでも注目されている。最近、ユーチューブでは商人たちが廃業過程を撮影した映像がアップされている。映像の中では、コロナの影響で客が減り、しょうがなく店を閉めなければならない状況を伝え、涙を見せたりもした。
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