また、この日の統計には南部・釜山市の療養型病院で発生したクラスター(感染者集団)52人は含まれておらず、15日に発表される新規感染者数の大幅な増加が予想される。
市中感染者数は53人で、前日(69人)に比べて多少減少したが、依然として感染拡大防止のための措置「社会的距離の確保」の第1段階の指標である「市中感染者50人未満」の基準は満たしていない。
地域別ではソウル市が23人、京畿道が15人、仁川市が8人と首都圏が46人だった。首都圏以外では大田市が4人、釜山市が2人、忠清南道が1人で、大田・忠清南道地域での感染の勢いは衰えていない。
主な感染事例をみると、家族や知人同士の集まりでの感染が続いている。京畿道東豆川市では友人の集まりに関連して前日までに計18人の感染が確認され、江原道江陵市や大田市、釜山市でもクラスターの規模が拡大している。
一方、海外からの入国者の感染は31人で、14人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの17人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から4人増え、計438人。韓国国内の平均致死率は1.76%となっている。
13日の検査件数は1万2683件で、前日(1万3161件)より478件少なかった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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