韓国産業通商資源省の兪明希 通商交渉本部長(画像提供:wowkorea)
韓国産業通商資源省の兪明希 通商交渉本部長(画像提供:wowkorea)
世界貿易機構(WTO)事務局長選挙に出馬した、韓国産業通商資源省のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長が、韓国人として初めて最終ラウンドに進出した。

ロイター通信によると、7日(現地時間)複数の消息筋からの引用で、WTO事務局長選でユ本部長がナイジェリアのヌコジ・オコンジョイウェアラ元財務相とともに、2次ラウンドを通過したとみられると報道した。

ロイター通信は、ユ本部長を「国際規定を支持しながらも、米国・中国などとの交渉を妥結したという、多くの困難な時期の経験をしている通商専門家だ」と紹介した。オコンジョイウェアラ元財務相については「グローバルワクチン同盟“Gavi”の理事会議長を務めている、経済学者兼 開発専門家だ」と伝えた。

今回 5人の候補者から2人の女性へと絞られたことで、WTO 25年の歴史で初めて女性の事務局長の誕生が確実となったと、ロイター通信は伝えた。

2人の候補はともに今週、ヨーロッパ連合(EU)27か国から支持を受け、日本はナイジェリアの候補を支持しているとされている。

しかし 残りの130か国あまりの加盟国は、どの候補を支持しているのか、公開しないままであるため、最終結果がわからない状況である。

WTO事務局長選は、今月末から11月6日までの最終ラウンドを経て、11月初め頃に確定する予定である。

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