前ソウル市長のセクハラ被害者側のキム・ジェリョン弁護士、誣告告訴に「2次加害」=韓国(提供:news1)
前ソウル市長のセクハラ被害者側のキム・ジェリョン弁護士、誣告告訴に「2次加害」=韓国(提供:news1)
故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長のセクハラ容疑で被害者側のキム・ジェリョン弁護士が、自身が誣告の罪で訴えられたことについて、「犯罪行為であり、被害者に対する2次加害」と遺憾を表した。

キム弁護士は4日、「告発に対してどう思うか」という記者団の質問に対し、「被害者に対しては予想できない2次加害」と明らかにした。

また、「私に対しては犯罪行為」に該当するとし、「誣告で告発することは自由だが、虚偽事実をSNSに掲載したため、情報通信網法違反であり、虚偽事実の適時名誉毀損に該当する」と主張した。

法的な対応を問う質問には「今は被害者支援に集中する時」とし「法的責任を問う時間は十分だ」と答えた。

これに先立ち、シン・スンモク積弊清算国民参与連帯代表は同日、キム弁護士を警察庁に告発した事実を自身のフェイスブックで明らかにした。

シン代表によると、キム弁護士は朴前市長を相手に「性暴力犯罪の処罰などに関する特例法(性暴力処罰法)」第10条「業務上の威力によるセクハラ」、同法第13条「通信媒体を利用したわいせつ行為」、刑法第298条「強制セクハラ」の容疑で告訴した。

これに関連し「刑法第156条誣告及び同法第31条誣告教唆の容疑で告発する」というのがシン代表の立場だ。

シン代表はまた、被害女性と関連して、「母親を通じて教会の牧師と牧師の知人から計画的にオンラインを通じて流布した‘朴元淳告訴状’(被害女性の1次陳述書)を見ると、被害女性は性的暴行事件を単純‘性被害’と記し、その他のすべての内容は朴元淳市長のセクハラでいっぱいだった」と主張した。

それとともに「キム弁護士は被害女性の母親と教会牧師らがオンラインを通じて‘朴元淳告訴状’を流出・流布したにもかかわらず、ソウル市秘書室関係者と大統領府、警察を疑い、マスコミを通じてこれを知らせて関連市民団体が告発することになり、このように理解できない事態が発生した」と話した。

シン代表は、「長い間、性暴力事件を担当してきたキム弁護士が、犯罪構成要件を満たせず、セクハラの証拠として証明力が不十分な事件を警察に告訴した」とし、「ひとえにメディアプレーだけで疑惑を膨らませてきたのか疑問だ」と主張した。

さらに「朴前市長が生前、セクハラ被害女性にテレグラムで送ったというわいせつ写真はマスコミや放送を通じて、ソウル市に勤務する他の職員や知人ももらったというランニングシャツ姿の写真だ」と被害者の主張にも疑問を提起した。

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