日曜午後5時から放送の「ホームクックライブ」(Olive)。(画像:番組ポスター)
日曜午後5時から放送の「ホームクックライブ」(Olive)。(画像:番組ポスター)
2019年5月に除隊してから、水を得た魚のように、テレビに出ずっぱりの印象がある「SUPER JUNIOR」の末っ子キュヒョン。人気バラエティ「新西遊記」や「カン食堂」(共にtvN)シリーズのレギュラー出演はもちろん、最近も、単独MCを務めた音楽バラエティ「オ!私のパートナー、君」(MBC)が6月13日(土)に終了したが、新型コロナウイルスの影響により、放送が中断していた旅行バラエティ「もっとチャンネツアー」(tvN)が6月30日(火)に再開することになった。

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 他にも、各種バラエティへのゲスト出演も多く、本業の歌手としても、「SUPER JUNIOR-K.R.Y.」が6月8日(月)に1stミニアルバム「When We Were Us」をリリース。さらには、20周年を迎えたミュージカル「ウェルテル」(8月28日~11月1日)にも出演するなど、多忙を極めている。

 そんなキュヒョンの新たなレギュラー番組がまたスタートした。「ホームクックライブ」(Olive)という、毎週日曜午後5時から1時間生放送される料理バラエティだ。キュヒョンといえば、「カン食堂」や現在放送中の「美味しさの広場」(SBS)、V LIVE配信の「SJ returns」スピンオフでも料理の腕前を披露しているだけに、料理はお手の物だが、生放送というのがキモだ。

 番組内容はというと、スターシェフが料理レシピを伝授してくれる1dayクッキングクラス。新型コロナウイルスの影響で、お家ごはんが増えた中、日曜はデリバリーではなく、午後5時から料理を始め、その完成した料理で夕飯を楽しんでもらおうという意図で企画されたもの。

 いわゆるYouTubeやV LIVEなどで人気のコンテンツ「ククパン(料理をする放送)」だが、違うのは事前に抽選で選ばれた9人がオンライン受講生としてリモート出演し、リアルタイムで一緒に料理を作っていくということ。

 MCのキュヒョンとお笑い芸人チョ・セホも、一緒に料理をしながら進行。オンライン受講生は分からないことがあれば、その都度、シェフに質問をするなど、スタジオにいるシェフとオンライン受講生がしっかりコミュニケーションを取りながら、料理を作っていけるので、シェフの教え通りにやっていけば、おいしい料理が完成するのだ。

  6月21日(日)にスタートした第1話は、「冷蔵庫をお願い」(JTBC)でも大活躍した中華料理界の巨匠イ・ヨンボクシェフが先生として登場。アサリのチャンポンとイカチャーハンの2品を作った。

 番組は午後5時に始まったが、初回ということで、いろいろ説明などもあり、オープニングコメントだけで15分かかってしまい、慌てるように料理を開始。生放送なので、なんとしてでも時間内に料理を完成し、味わうところまでいきたいのに、材料を切っていく段階で、オンライン受講生のペースがそれぞれ違ったり、質問があったりで、スムーズに進まず、焦った様子を見せるイ・ヨンボクシェフ。巨匠であっても、焦る姿は生放送のプレッシャーか。

 番組を見ている視聴者からのリアルタイム投稿で、「スポーツ中継を見ているみたい」、「緊張感が伝わってくる」、「何かのミッションでもしているみたい」などの書き込みがあり、生放送ならではのドキドキ感、スリルがあったが、それをキュヒョンとチョ・セホが持ち前のトークセンスで調和。

 手では料理をしながら、口では面白く進行をし、料理も無事、放送時間内に完成した。9人のオンライン受講生も全員料理が完成。さっそく家族らと食べ始め、大満足の表情。スタジオのキュヒョン、チョ・セホも自分たちが作った料理を試食し、なぜこんな味が出るのかとビックリするほどの大成功だった。

 すでに番組公式サイトでは、第2話の先生は洋食のスンフンシェフで、料理メニューとその材料・調味料が公開中。韓国にも人気・有名シェフがたくさんいるので、そんなシェフたちのクッキングクラスを無料で受講できるのもうれしいし、毎週日曜は夕飯メニューを考えなくてもよさそうだ。

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