［韓流］BTSのSUGA　ビルボードのシングル・アルバムチャート入り

【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS（防弾少年団）のメンバー、SUGA（シュガ）のミックステープと収録曲が米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」とメインシングルチャート「ホット100」にランクインした。

　SUGAが「Agust　D」名義で先月発表した2作目のミックステープ「D－2」が6月6日付の「ビルボード200」の11位に、「D－2」のタイトル曲「大吹打」が「ホット100」の76位を記録した。両チャート同時にランクインした韓国のソロ歌手はSUGAが初めて。

　ミックステープは非営利目的で制作され、音楽サイトなどで無料配布されるもので、実物のCDは発売されない。

　「D－2」はSUGAが約4年ぶりに発表したミックステープで計10曲が収録された。SUGAは全曲の作詞作曲に参加し、ミュージシャンとして今を生きながら感じるさまざまな感情を表現した。

　タイトル曲「大吹打」は朝鮮王朝時代に王の行幸や軍隊の行進のときに演奏された宮中音楽「大吹打」をモチーフとした曲で、異色の雰囲気が漂う。

　同曲のミュージックビデオ（MV）は時代劇のセットを背景に撮影され、SUGAは「自分と自分の対決」を演じた。

　SUGAはBTSのユーチューブ公式チャンネル「BANGTANTV」に掲載された映像の中で、MVについて「（初めてミックステープを発表した）4年前のAgust　Dが王となり、もう一人のAgust　Dと対立する内容」と説明した。