<インタビュー>ドラマ「愛の不時着」で復帰した俳優キム・ジョンヒョン、現場でのヒョンビン&ソン・イェジンの様子を語る(提供:news1)
<インタビュー>ドラマ「愛の不時着」で復帰した俳優キム・ジョンヒョン、現場でのヒョンビン&ソン・イェジンの様子を語る(提供:news1)
※一部あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

キム・ジョンヒョン の最新ニュースまとめ



 韓国俳優キム・ジョンヒョンはtvNドラマ「愛の不時着」で、北朝鮮に逃げた事業家ク・スンジュンを熱演し、ソ・ダン(女優ソ・ジヘ)を通じて成熟した愛を学んで成長する姿を見せた。

 図々しい詐欺師で登場し、最後は愛する女性を命を懸けて守るという幅広い演技を見せキム・ジョンヒョンの演技力への称賛は止まない。視聴者は“スンジュン病”にかかるほどだ。作品自体もtvNドラマ最高視聴率となる21.7%(ニールセンコリアケーブル基準)を達成した。

 俳優として良い演技を見せることに加え、キム・ジョンヒョンにとっては特別な意味として記憶される作品になった。2018年にはドラマ「時間」の撮影中、睡眠・摂食障害を訴えて途中降板したからだ。1年間休み、再整備の時間を持ったキム・ジョンヒョンは、本作を通じてドラマ復帰を成功させることができた。


Q.終わった感想は、いかがですか。

これほど視聴率は期待することができませんでした。最初入る時にヒョンビン先輩も視聴率よりも楽しく安全な現場が大事だとおっしゃっていたので、私たちの期待したものとは違った形で多くの方が愛情を注いでくださり、感謝しています。本当に感謝しながら過ごしています。最後の打ち上げの時もアカデミー賞もあったので雰囲気が良かったんです。チャン・ヘジン先輩、パク・ミョンフン先輩がアカデミー賞に行ってきたので、お祝いする雰囲気で、二重の祝い事のような感じでした。

Q.復帰作でもある「愛の不時着」に合流する時、随分悩まれたそうですね。

監督が、僕がどんな人物なのか気にしてくださり、キャスティング会議よりは楽に会って食事をする場を設けてくださいました。いろんな話をしました。今回でなくてもあとで一緒に作品を共にしたいとおっしゃっていたが、数日後、台本を受け取りました。他に考えることなく、スンジュンを楽しくやっていけたらと言ってくださいました。

Q.当時のご自身の状態はどうでしたか。

昨年初めから事務所と少し話をしていた状態で、仕事もしたいと思っていました。そしてオファーが来て、脚本家のパク・ジウンさんに、ヒョンビン先輩、ソン・イェジン先輩が出る作品ならご一緒出来たらすごくいいなと思いました。期待もしていたんだと思います。ありがたいことにこの作品に出会えてうれしいし、感慨深かったですね。最後までうまくできて毎日喜びを満喫して、楽しんでうれしい気持ちで過ごしています。

Q.ク・スンジュンというキャラクターをどう表現していきましたか。

スンジュンが詐欺を行う直接的なシーンは出ないんです(笑)。態度やいつでも自分のキーを持っていて、望みをかなえようと努力する人です。過去の痛みもあり、悲しみもあるんですが、図々しくて口も達者に書かれていると思ったので、うまく表現したかったです。現場で会ったダン、セリ、ジョンヒョクと共により完成した形で放送されたのだと思っています。

Q.個人的なベストシーンは?

ジョンヒョクがセリを捜しに韓国に来たシーンですかね?北朝鮮のエリート将校がチョンダムドン(清潭洞)という単語だけを頼りにさまよったと思うと淡くおぼろげで…。実際にソウルで捜しているのではないか。もちろん会うのがドラマ的な約束でもあるんですが、ファンタジーを完成したような感じがします。切ない感情もあり、内容を知ってて見ても新しく感じられるし…。



Q.撮影中にヒョンビン&ソン・イェジンの熱愛説が流れたが、現場はどんな雰囲気でしたか。

お二人と一緒に撮影するシーンはそんなに多くなくて、現場はどうなのか気にもならず、人に聞いたりもしませんでした。僕がそばで見たお二人は、そんなことを思い出せないほど常にリハーサルしながら演技に対して意見を交わす先輩です。「キュー」が入ったらすぐに甘い眼差しを送って演じていらっしゃいました。現場では熱愛の温度はなく、ただ演技に集中しているという雰囲気でした。

Q.「愛の不時着」を通じて得たかったことは何ですか。

特に「これを得なければ」というのはなかったんですが、自分が思った以上に多くのことを得たような気がします。

Q.“スンジュン病”についてどう考えていますか。

「愛の不時着」は終わったんですが、俳優として自分が演じた人物を愛してくださったなら、非常にありがたいです。視聴者の心に常に残ることができたら、うれしいことです。僕も違う役を演じても特別な気持ちとして記憶に残りそうです。

Q.主にソン・イェジン、ソ・ジヘとのシーンが多かったですね。

セリとダンに接する時、違う姿で演じました。セリとは必要によってその人をつかんでおかなければならず、つかんでおくなら自分を愛してくれたらという考えです。必要による感情ですね。ダンには利得を取ることも詐欺をすることもありません。男なのでつらい姿を見せるのに人間的なスンジュンを見せようとしました。目的や目標において二人に対する違いがありました。演じる時は二人の先輩が親切で、明るく、受け入れてくださいました。私がやってきたことをきちんとできるようにしてくださいました。笑顔であいさつし、疲れはてても気楽に同僚として接してくだったので、撮影がうまくいったのだと思います。

Q.「愛の不時着」はどんな作品として記憶に残りそうですか。

空白期間を終えて新たにあいさつする作品であり、ありがたいことに関心を持っていただけた作品です。喜びと共に自分自身を引き締めた作品として記憶に残りそうです。愛してください、記憶してくださる分、僕もいつか辛い時にこの作品を思い出したら“チアアップ”できそうです。

Q.久しぶりのインタビューですが、最後に一言お願いします。

必ず言いたかったことは、ファンにものすごく感謝しているということです。この場に存在させてくださり、待っていてくださったので非常に感謝しているし、たくさんの応援が力になりました。僕の姿が見える時、そうでない時も変わらずその場にいてくださって、ありがとうございます…本当に!

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