昨年10月、延世大キャンパスに掲げられた香港の民主化運動を支持する内容の横断幕が無断で撤去される様子(読者提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昨年10月、延世大キャンパスに掲げられた香港の民主化運動を支持する内容の横断幕が無断で撤去される様子(読者提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル西部地検は26日、名門・延世大のキャンパスに掲げられていた香港の民主化運動を支持する内容の横断幕を無断で撤去したとして、同大学に留学している中国国籍の学生8人を暴力行為などの処罰に関する法律違反(共同財物損壊など)の罪で略式起訴し、罰金刑を求めたと発表した。

 略式起訴とは、検察が正式な裁判を開かず書面審理だけで罰金などを科すよう裁判所に請求する手続き。

 検察によると、これら中国人留学生は昨年10月から11月にかけ、香港を支持する延世大の学生団体が同大学のソウル・新村キャンパスに掲げた「香港を解放しろ」などと英語で書いた横断幕計6点を無断で撤去した罪に問われている。横断幕をたびたび撤去されたことから、団体側が警察に告訴していた。


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