実際の遺伝子分析の結果、大邱の新天地教会の感染者の新型コロナウイルスは中国武漢で多い遺伝子の類型と似ているが、梨泰院クラブの感染者のウイルスはヨーロッパに拡散したウイルスと同一の特定遺伝子型をもっているものとして表れた。
韓国の疾病管理本部 中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン本部長は今日(22日)の定例会見で「梨泰院クラブのウイルスは大邱などの地域にいたものというよりは、米国やヨーロッパからの入国者により伝播されたものという可能性が高いと判断する」と語った。
今回の感染源の推定は、疾病管理本部 中央防疫対策本部が韓国内の新型コロナによる患者142人の遺伝子の塩基配列を151件分析した結果である。現在、世界保健機構は新型コロナウイルスを特定遺伝子型によってS、V、Gグループに分類している。
このうちSとVグループは中国を含めたアジア全域、Gグループはヨーロッパと米国で主に流行している。韓国ではS、V、Gグループのすべてが確認された。しかし遺伝子型でグループを分けると、感染源と伝播経路を推定できる。
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