22日、法曹界によるとソウル中央地裁でこの日午前10時30分に行われる予定だったイム某容疑者とチャン某容疑者の令状実質審査が開かれなかった。
審査は来る25日、同じ時間に開かれるとみられる。
検察関係者は「一部被疑者の弁護人の日程により、来週に延期された。同一の犯罪集団の構成員と言う容疑を受けている点を勘案し、もう一人の被疑者も来週中に一緒に審査を受ける予定」と説明した。
今回の令状審査は、警察と検察が「博士(パクサ)部屋」事件と関連し、「犯罪団体加入罪」を適用する初めての事案となる。
■事件の概要
去る2018年12月から2020年3月にかけて若い女性を中心に性的搾取や暴行にさらされ、そのようすがSNS上で”売買”されていた事件。
匿名性が強く、実態がわかりづらいメッセンジャーアプリケーション「Telegram(テレグラム)」内に設置された極秘のチャットルームで若い女性を中心に脅して撮影させた映像を公開し、これを有料公開としていた。各チャットルームが「1番部屋、2番部屋」などと数字がふられていたことから、総称して「n番部屋事件」と名付けられた。
レイプ動画などの過激な映像が閲覧できるチャットルームには、日本円で10万円を超える料金を請求するなど、部屋をレベルに分けるなどしていた。
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