韓国バンド「コロナ」、感染症のせいで思わぬ被害…“改名も考えている”(提供:news1)
韓国バンド「コロナ」、感染症のせいで思わぬ被害…“改名も考えている”(提供:news1)
「『コロナ』という名前の代わりに、『治癒』という名前がいい」

バンド「コロナ」が14日、メディアインタビューで、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)で、名前を変えなければならどんな名前がいいか悩みこう発言した。

「コロナ」のボーカル、イ・インセは「治癒という言葉自体が、ハングルが綺麗なこともあって、意味もバンドが追求する音楽性とよく合うと思う」と話した。

「コロナ」でキーボードを担当しているイ・ジュンソプも「新しい名前をたくさん悩んだ」と「『治癒』という名前を推薦する人が多かった」と述べた。

「コロナ」のメンバーはバンドの名前を変更しなければいけないか心配するほど悩んでいた。「コロナ」でベースを担当するチョン・ヘグァンは「最初はコロナ19を深く考えていなかった」とし「少し厳しい冬の寒さやインフルエンザのように思っていて、ここまで深刻に思わなかった」と話し始めた。

しかし、「コロナ19による社会的影響余波が大きく、ウイルスが全世界的に流行し、冗談で話すことができることではなくなった」とし「私たちの立場でも深く心配した」と続けた。

事実、バンド「コロナ」がこの名前を選択した理由は、ウイルスとは無関係だった。イ・インセは「太陽の周りにあるトゲのような部分を意味する光環もコロナという」と説明した。

続いて、「皆既日食が起きて、太陽が隠れるとコロナがよく見える」とし「世界がそのように暗くなったときに、私達と私達の音楽がより明確に光って、聴く人に希望のメッセージを与えるような音楽をしたくて、この名前を選んだ」と伝えた。

「コロナ」と同名のブランドに関しても、どのように考えているかも尋ねた。コロナでドラムを担当しているチェ・フィチャンは「Twitterで悪口も言われた」と笑い、「みんな被害があるようだ」とギターのパク・ジェフイの言葉にうなずいた。

パク・ジェフイは「同じ立場なので理解できることと考えても残念なことだが、私どもも、最近悩んだように、その方たちも真剣に考えるだろう」と話した。また、「私どもも名前を変えなければいけないか悩むほど大きな打撃を受けたと思ったので、むしろより被害が多いのではないか」と吐露した。

コロナは、「こんな時期にバンド」という修飾語のほか、「医師出身」という修飾語も持っている。皮膚科医でもあるイ・インセは「コロナ19のような問題がなくても、本人が症状がある場合、袖を手にあてて咳をしたり、マスクを常に着用するなどの行動で他人を配慮してほしい」とし「一人一人、自分自身をしっかり管理をしてもらえればよい」と伝えた。

イ・インセは「春になったのに皆さんもどかしいことだろう」とし「コロナの歌で、息苦しくて、疲れた心を慰めて差し上げることができたら嬉しい」と言ってインタビューを終えた。

「この時期に過酷なバンド」と紹介されたバンド「コロナ」はKBSの番組に出演して、バンド名を変えなければいけないか悩んでいると打ち明けた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 81