韓国・釜山　映画の殿堂・博物館・美術館が６日から部分再開

【釜山聯合ニュース】韓国政府が新型コロナウイルスの感染拡大防止策を「社会的距離の確保」から「生活の中での距離確保」に移行したことで、これまで休館・休業していた南部・釜山地域の主な施設が相次いで再開する。　約２カ月にわたり休館していた「映画の殿堂」は４日、６日から運営を再開すると発表した。４日からホームページでチケットの予約ができるようになり、６日からは現地でも予約ができる。　各種の展示やイベントも再開され、講座は９日から、映画専門資料室は１３日から再開する。　ただ、映画の観客はマスクの着用が義務付けられ、距離を開けて席につくことになる。　また釜山博物館と釜山市立美術館も６日から部分開放する。両施設ともに予約制とし、入場制限を行う。また来場者の情報を管理するほか、体温測定を実施し、手の消毒などを徹底するようにする。　釜山市の関係者は「多くの人が集まる教育プログラムは運営しない予定」とし、「両施設の完全な再開は新型コロナの状況に合わせて今後決める予定」と説明した。　また太宗台公園を循環するバスも８日から運行を再開する。