カン・ジョンホ、復帰意思みせるもKBOは「懲戒レベル」に苦心(画像:news1)
カン・ジョンホ、復帰意思みせるもKBOは「懲戒レベル」に苦心(画像:news1)
韓国人メジャーリーガー カン・ジョンホ(33、ピッツバーグ・パイレーツ)が韓国復帰の意思を明かした中、韓国野球委員会(KBO)に判断が委ねられる。

カン・ジョンホ(姜正浩) の最新ニュースまとめ

 KBOは29日、「カン・ジョンホが先週、法律代理人を通して国内への復帰意思を公式的に伝えた」と明かした。

 この知らせに、野球ファンは「飲酒運転の犯罪者を復帰させてはならない」との声をあげている。

 2014年を最後に、ネクセン・ヒーローズ(現キウム)でポスティングシステムを通してパイレーツへ移籍、メジャーリーグデビューに成功したカン・ジョンホ。しかし2016年12月、韓国で飲酒運転であて逃げ事故を起こし、裁判所から懲役8か月、執行猶予2年を言い渡された。

 飲酒運転により米国就業ビザを取得できなかったカン・ジョンホは、2017年はプレーできず、2018年のシーズン終わり間近にメジャー復帰。3試合を消化し、2019シーズンは再契約に成功した。しかし、その年65試合で打率.169、10ホームラン、24打点を記録し、シーズン中に放出された。

 これらの成績から見ても、KBOリーグに復帰した場合、十分に良い活躍を見込めるカン・ジョンホだが、現在KBOリーグでは「任意脱退」の身分。任意脱退の解除ができるチームは元所属球団のキウムで、キウムがKBOに任意脱退解除を要請すれば、カン・ジョンホはKBOリーグに復帰可能となる。

 今後、賞罰委員で懲戒水準が決定すれば、キウム側と任意脱退や再入団などについて意見を交わすとみられる。


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