無観客試合で行われた日本プロ野球のオープン戦(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
無観客試合で行われた日本プロ野球のオープン戦(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】プロ野球の開幕日を決められずにいる日本野球機構(NPB)が、韓国と台湾のプロ野球界の新型コロナウイルス対策を参考にしている。韓国プロ野球は5月5日の開幕に向け準備を進めている。台湾では4月12日に開幕した。 スポーツ紙など日本のメディアは28日までに、NPBが韓国、台湾から試合運営に関する資料を入手したと伝えた。韓国野球委員会(KBO)からは約40ページの新型コロナウイルス対策マニュアルを入手し、翻訳を終えたという。 KBOは16日付でマニュアル第2版をまとめた。試合中はグラウンドとダグアウトを除くすべてのエリアでマスクを着用し、素手でのハイタッチや握手といった接触を控えるよう求めている。試合中にグラウンドにつばを吐くことを禁止し、審判にはマスクと手袋の着用を義務付けた。 韓国プロ野球界では感染者が出ていない。マニュアルには、開幕後に感染が疑われる症状がある人、または感染者が発生した場合の対処法も盛り込んだ。 NPBは台湾からはリーグ運営要領を入手したという。 日本プロ野球界ではこれまでに3人の感染者が確認された。
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