ソウルの学習塾が集まるエリア(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウルの学習塾が集まるエリア(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】中学生や高校生、大学生などの子どもをもつ韓国の40代、50代の平均世帯は1か月に教育費として100万ウォン(約9万円)ほどを支出していることが27日、新韓銀行の報告書で明らかになった。

 報告書は、経済活動に参加している全国の1万人を対象に調査した結果をまとめたもの。

 中高生の子どもをもつ40代平均世帯の月平均総所得は683万ウォン。月平均の教育費は103万ウォンで、消費支出(371万ウォン)のうち最も大きい28%を占める。次いで食費が75万ウォン、住居費が62万ウォンなどの順で支出が大きかった。

 中高生、大学生の子どもをもつ50代平均世帯の総所得は704万ウォンで、教育費は108万ウォンと、やはり支出に占める割合が最も大きかった。

 60代(60~64歳)世帯でも教育費の負担は大きく変わらない。60代平均世帯の月平均収入は610万ウォンで、教育費は94万ウォンと、同じくその他支出のうち最多を占める。大学卒業後の大学院進学や就職のために教育費を支出していると分析される。


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