新型コロナウイルスの集団感染が発生したソウル市内の教会で信者らが検査を受けている(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの集団感染が発生したソウル市内の教会で信者らが検査を受けている(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は30日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から78人増え、計9661人になったと発表した。前日の増加数(105人)から大きく低下。新規感染者が2桁になったのは3日ぶり。死者は前日から6人増え計158人になった。  新たに感染が判明した78人のうち、31人が首都圏で確認された。ソウル市が教会での集団感染の影響などで16人、京畿道で15人。また、南東部の大邱市で14人、慶尚北道で11人の感染が確認された。 その他の地域の新規感染者数は、忠清北道が3人、江原道が2人、釜山市が1人、全羅北道が1人、慶尚南道が1人、済州島を行政区域に持つ済州道が1人。 海外からの入国者を対象とした空港などの検疫で感染が確認された人は13人だった。 地域別の累計感染者は大邱市が6624人で最も多く、慶尚北道が1298人と続く。京畿道が463人、ソウル市が426人、忠清南道が127人、釜山市が118人などとなっている。 感染者は女性が5827人(60.3%)で、男性の3834人を上回る。 年齢層別では20代が2630人(27.2%)で最も多く、次いで50代が1812人、40代が1297人、60代が1218人などの順。 この日午前0時現在の死者は前日の同時刻から6人増の計158人となった。平均致死率は1.64%だが、60代で1.72%、70代で7.03%、80代以上は18.31%と、高齢になるほど急激に上昇する。 感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日より195人増え、計5228人となった。 これまでに新型コロナウイルスの検査を受けた人は計39万5194人。このうち37万2002人が陰性で、1万3531人が検査結果を待っている。 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。 
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 0