ITセキュリティー専門企業、ESTセキュリティーのムン・ジョンヒョンESRCセンター長は聯合ニュースの取材に、「昨年下半期、ハッキングによる被害を調査した際にハッカーのサーバーから『テ・グミン』という名前を見つけた。太永浩氏の仮名であることを確認し、本人に連絡してハッキングの事実を伝えた」と明かした。
個人情報のため詳しく見てはいないが、ショートメッセージやアドレス帳、写真、動画、スマホの端末情報などが流出するのが一般的だとし、「カカオトークやテレグラムなどの対話アプリで近づき、不正プログラムを送る手口のハッキングに遭ったようだ」と話した。
太氏をハッキングしたのは、北朝鮮と関係があると疑われているハッキング組織「クムソン121」(Geumseong121)とされる。
同組織は、韓国の外交・安全保障当局者を相手に昨年、フィッシングメールをばらまくなど、サイバー攻撃を継続的に行っている。
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