“故チャン・ジャヨン事件”、チョ・へチョンに2審でも“懲役1年”求刑(提供:News1)
“故チャン・ジャヨン事件”、チョ・へチョンに2審でも“懲役1年”求刑(提供:News1)
検察が故チャン・ジャヨンを強制わいせつの容疑で裁判にかけていたが、1審で無罪の宣告を受けた前朝鮮日報の記者の2審でも懲役1年を宣告してほしいと裁判所に要請した。

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検察は15日ソウル中央司法刑事控訴の2審の公判で、強制わいせつの容疑がかけられているチョ・ヒチョン氏に「無罪を宣告した原審の判決は破棄し、1審の求刑どおりの刑を宣告してほしい」と話した。

検察は「1審で信憑性のあるユン・ジオ氏の陳述を退け、被告人らの状況を無視する陳述を認めたことは、自由心証主義の範囲を超えた謝りであった」と強調した。

チョ氏は最終陳述で「私は悔しい。強制わいせつは決して行っていない。10年間この事件のせいで私と家族は本当につらかった。極端なことを考えることも何度かあったが、耐えてこられたのは裁判所で陳述をすることができると考えたからだ」と訴えた。

続けて「どうかこの悔しさを取り除いてほしい」と付け加えた。

刑の宣告は2月7日の午後2時を予定している。

チョ氏は2008年8月5日、ソウル江南(カンナム)区のあるカラオケで開かれたキム氏の誕生日会に参席し、踊っていたチャン氏を見て、突然手首を引っ張ったあと自身の膝の上に座らせ、強制わいせつの容疑で起訴されていた。

チャン氏は酒の席でチョ氏らに強制わいせつをされたという内容の遺書を残し、2009年に自らの命を絶った。チョン氏とともに現場にいたユン氏は警察の調査に、チョ氏が話した言葉と行動を具体的に話したと伝えられていた。

しかしチョ氏は2009年8月、城南支庁で“嫌疑なし”として不起訴となっていた。その後、裁判所検察過去審議委員会は昨年の5月に「一貫性のある目撃者の陳述を退けて不起訴処分にしていた」とし、検察の再捜査を勧告し、検察の捜査後チョ氏を起訴した。

ところが1審では昨年8月のユン氏の陳述が「信憑性のないもので有罪にする十分な証拠にならない」とし、チョ氏に無罪を宣告していた。これを検察が控訴していた。

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