米中は第1段階の通商協議案に合意した(提供:news1)
米中は第1段階の通商協議案に合意した(提供:news1)
ドナルド・トランプ米国大統領が第1段階の米国と中国間の通商協議案に署名したことによって、米中は来年の米国大統領選挙の時まで貿易戦争の休戦に入る見通しだと米国のメディアが12日(現地時間)報道した。

そのメディアによると、米国大統領選挙までは米中貿易戦争は休戦され、その後、両国間で本格的に第2次の通商協議がなされるだろうと見られている。

12日に米中間で合意された第1段階の通商協議案の主要な内容は、中国が米国産農産物を大量に輸入し、知的財産権の保護と金融市場を開放するかわりに、米国は追加関税の賦課を延期し、既存の関税も50%引き下げるとした。

そして来年の米大統領選後に再開される第2次通商協議のテーマは、中国企業の構造改革になると見られている。中国は国営企業に莫大な政府の補助金を支給している。米国はこれが市場経済の原則に違反しているものとし、是正を要求している。

また米国は中国が約束を履行しない場合、関税を元に戻すという内容の“スナップバック(Snap Back)条項”にも合意したということが伝わっている。
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