「防弾少年団」JUNG KOOK、以前着用し話題になった生活韓服は自ら購入したものと判明(提供:OSEN)
「防弾少年団」JUNG KOOK、以前着用し話題になった生活韓服は自ら購入したものと判明(提供:OSEN)
「防弾少年団(BTS)」の影響力が再び発揮された。低迷期だった改良韓服市場をにぎわせている。「防弾少年団」の末っ子JUNG KOOKが夏に空港ファッションで着ていたおかげだ。

JUNG KOOK(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

 JUNG KOOKが着用していた生活韓服(韓服を現代風にアレンジしたもの)のブランド関係者は19日、メディアとのインタビューで「本来、改良韓服は若者たちが嫌がっていたが、JUNG KOOKが着てから、お客様がたくさん訪れている。若者たちが着て大いに満足していた。その前は与えても着なかったが、今はJUNG KOOKのおかげで流行した。その前は年配の方々が主に購入していたが、今は完全に消費層が変化した」と説明した。

 「防弾少年団」はことし7月4日、「LOVE YOURSELF : SPEAK YOURSELF」スタジアムツアーのため、金浦国際空港から日本・大阪へ出国。その際、JUNG KOOKは華やかな空港ファッションの代わりに生活韓服を着て登場し、視線を奪った。生活韓服を普段着のようにスタイリッシュに着こなしていた。帰国の際のファッションも生活韓服だった。

 関係者は「私たちが協賛したのではなく、JUNG KOOK本人が注文した商品だ。私たちも記事の写真を見て驚いた。ファンから、ここの製品で合ってるのかと確認の電話まであった。JUNG KOOKのおかげで若者はもちろん、海外のファンまで訪問して買ったり、オンライン注文したりしてくれている。春と秋の商品なので、今の季節には合わないが、注文が続いている」と述べた。

 そのおかげで、釜山のある百貨店に売り場まで設けられた。やはり国内外の「防弾少年団」のファンが集まっているが、印象的なのは若いファン以外にも、従来の顧客や年配の方々までJUNG KOOKが着用した製品を購入するという点だ。彼のファッションがまたひとつの文化トレンドとなり、さらに海外にまで広く知らせ、産業そのものを盛り上げている。

 関係者は「JUNG KOOKが着る前と後の売上の差はすさまじい。数量が集中して作業が滞っているが、団体で購入するファンも多い。海外のファンたちの反応も良い。改良韓服市場があまりにも零細し、景気も良くなかったが、7月4日以降はとても忙しい。JUNG KOOKの影響力を感じる。韓服全体に関心が高まっている」と喜んだ。

 関係者は「以前は韓服の価格帯が高く、若者たちは”接しにくい”という偏見があったが、JUNG KOOKに本当に感謝している」と述べ、重ねて感謝の言葉を伝えた。


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