5Gを活用した技術で中継映像に雷の仮想イメージを重ねた(提供:WoW!Korea)
5Gを活用した技術で中継映像に雷の仮想イメージを重ねた(提供:WoW!Korea)
韓国女子ゴルフ協会(KLPGA)の2019年の試合を締めくくるADTキャップスチャンピオンシップが、難易度が高くて有名な忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)市のウジョンヒルズC.C.にて開催され、名勝負が繰り広げられた。

チェ・ヘジン の最新ニュースまとめ

 1Rから首位を独走してきたアン・ソンイ(30)が、最終3Rの14番からルーキーのイ・ガヨン(20)とデッドヒートを見せたが、プロデビューしてから10年間・238試合の出場でついに初優勝を手にした。後半が弱いというジンクスを破って優勝を飾ったアン・ソンイは、チョン・インジら出場選手みんなから祝福された。

 韓国ツアーで通算7勝、日本ツアーで21勝のイ・ボミが、久しぶりに韓国での試合に出場したものの、20位タイに。プロデビュー2年目でシーズン5勝を挙げたチェ・ヘジンは4冠女王(大賞、賞金女王、最多勝利賞、最少ストローク賞)を獲得して、来年からはアメリカツアーに進出する。

 また、今大会ではSKテレコムが5Gを使って5G無線カメラの超高画質映像を転送する技術と、連動型仮想グラフィックを活用した技術を披露。連動型仮想グラフィックは、中継映像に仮想イメージを重ねる技術で、13番周辺に雷と共にグリーンが割れる効果やグリーンに的のイメージを重ねてボールとカップの距離を分かりやすく表示するなど、これまでとは違ったスポーツ中継をおこなった。今後、5G技術がゴルフやマラソンなどのスポーツ中継だけでなく、コンサートやニュースなど様々な分野での活用に一層の期待を持たせた。

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