海水1リットル当たりのウラン濃度を示す調査結果。太枠内が江華島周辺で採取した海水の数値(原子力安全委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
海水1リットル当たりのウラン濃度を示す調査結果。太枠内が江華島周辺で採取した海水の数値(原子力安全委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮南部・平山のウラン精錬工場などから排出された放射性廃棄物が黄海に流入している可能性があるとする一部報道と関連して、韓国政府は2日、海水のウラン濃度に特別な異常はないとする調査結果を発表した。

 原子力安全委員会が北朝鮮との境界に近い韓国北西部の江華島周辺の6か所で海水を採取し、ウラン濃度を分析した結果、その他の海域やソウルなどを流れる漢江で採取した水のウラン濃度と比較して特別な異常が発見されなかった。

 原子力安全委員会によると、江華島周辺の海水のウラン濃度は1リットル当たり0.0073~0.0245ベクレルで、黄海の別の地点(0.0356~0.0372ベクレル)に比べて低く、漢江(0.0038ベクレル)よりは高かった。


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