労働時間の上限を週52時間に短縮する制度が導入されたが、労働時間は依然長いことが明らかになった(コラージュ)=(聯合ニュース)
労働時間の上限を週52時間に短縮する制度が導入されたが、労働時間は依然長いことが明らかになった(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の雇用労働部が27日に発表した労働力調査結果によると、常用労働者1人以上の事業所で働く労働者1人当たりの昨年の年平均労働時間は1967時間となり、前年比で29時間(1.4%)減少した。 労働者の労働時間は2016年から毎年1~2%減っている。 常用労働者5人以上の事業所で働く労働者1人当たりの労働時間は1986時間で、前年比で1.4%減少し、初めて2000時間を下回った。 労働時間は減少しているが、OECD(経済協力開発機構)の年平均労働時間(16年ベース、1763時間)は大きく上回っている。「過労社会」との汚名を返上するまでにはまだ時間がかかりそうだ。 韓国では昨年7月から労働時間の上限を週52時間に短縮する制度が導入されたが、年間労働時間の減少には大きな影響を与えなかった。同制度は300人以上の事業所を対象にしているためとみられる。
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