握手するビーガン氏(右)と韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長=9日、ソウル(聯合ニュース)
握手するビーガン氏(右)と韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓米日3カ国の北朝鮮核問題交渉の首席代表が9日、ソウルで会合した。韓国外交部によると、3カ国の代表は2回目の朝米(米朝)首脳会談に向けた実務協議のため6日から8日にかけて訪朝した米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と北朝鮮との協議結果を共有した。 米国の北朝鮮核問題交渉の首席代表を務めるビーガン氏と韓国代表の李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長、日本代表の金杉憲治外務省アジア大洋州局長はこの日、昼食を取りながら会合。ビーガン氏が訪朝結果を説明するとともに、3人は27、28の両日、ベトナムの首都ハノイで開かれる予定の朝米再首脳会談の成功のために積極的に努力することで一致した。 3カ国の首席代表は今回の朝米実務協議が朝米間対話の推進に役立つだけでなく、完全な非核化と朝鮮半島の恒久的な平和定着にとって重要な土台となるとの認識を共有した。 李氏と金杉氏は昼食後に別途会談し、韓米日および韓日間協力について議論したと、外交部は伝えた。 一方、ビーガン氏はこの日午前に韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と会談したほか、午後には韓国青瓦台(大統領府)を訪れ鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)と会談。訪朝結果を説明するとともに朝米首脳会談や非核化などについて意見を交わしたとみられる。ビーガン氏は10日に帰国の途に就く予定。
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