チェ・ドンウク(SE7EN)
チェ・ドンウク(SE7EN)
チェ・ドンウク(SE7EN)、「超新星」のソンジェ、「U-KISS」脱退後初出演の作品となるKEVIN(ウ・ソンヒョン)のトリプルキャストで、5月19日(金)より東京・サンシャイン劇場にて幕を開ける韓国大ヒットミュージカル「メイビー、ハッピーエンド」。

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 韓国ではことし3月5日まで上演され、連日完売の記録を樹立するほどの大ヒットとなった本作が、いよいよ日本初上陸!21世紀後半の韓国を舞台に、人間より人間らしいヘルパーロボットたちの恋物語が描かれる。

 主人公のヘルパーロボット、オリバー役を演じるのは、韓国版「エリザベート」のトート役で、ミュージカル俳優としてもデビューしたチェ・ドンウク、2016年、17年とミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」の日本公演に参加し、その実力が認められたソンジェ、そしてアイドルとして数々の楽曲を日本で発表し、今後は俳優としての道を歩き始めたKEVIN。人間とそっくりに作られた旧型ロボット、オリバーをそれぞれ違う個性を持つ3人が、どう演じるのか楽しみなところだ。

 公演に先立ち、4月13日(木)、都内にてチェ・ドンウク、ソンジェらが登壇した製作発表会が行われた直後、チェ・ドンウクに話を聞くことができた。

 「製作発表会はLINE LIVEでも生中継されましたが、どうでしたか?」と感想を聞くと、「どうでしたか?」と逆質問をしてきたチェ・ドンウク。「面白かったですよ」と答えると、「本当ですか?僕も楽しかったです」とニッコリと笑いながら余裕を漂わせ、今回の作品にかける意気込みなどを語ってくれた。


<B>―韓国では「エリザベート」でミュージカルデビューをされましたが、日本ではこの「メイビー、ハッピーエンド」でミュージカルデビューをされることになりました。いまの心境はいかがですか?</b>
日本で初めてのミュージカルなので、すごくドキドキしているし、やっぱり「エリザベート」とは違うタイプのミュージカルで、演技がいっぱいあって、セリフもいっぱいあるから、すごく緊張しています。「エリザベート」より、何倍も緊張していますね。

<B>―「エリザベート」が好評のうちに終わってから、いろいろな作品のオファーが続々と舞い込んだそうですが。</b>
1、2作品だったかな? ハハハ。冗談ですけど。

<B>―ミュージカル2作目を日本で、「メイビー、ハッピーエンド」に決めたのはどうしてですか?</b>
もともと、この時期は次のアルバムの準備で、他の仕事はしなかったかもしれない時期だったんです。でも、このミュージカルのオファーが来て、会社からチケットをもらって、韓国で上演していたのを見に行ったんです。そしたら、すごく感動して、やりたいなと思って。すごく難しいかもしれないけど、挑戦したいなと思いました。

<B>―製作発表会でソンジェさんが、「可愛さでは僕が一番だ」と言っていましたが、SE7ENさんの可愛さはどんなところで見せたいですか?SE7ENさんはいつも可愛いですけど。</b>
カッコいいよ!ハハハ。ま、可愛いのは負けないから、俺も(笑)。

<B>―どういうところが?</b>
生まれてから可愛いから、負けないよ。誰にも負けない可愛さがあります(笑)。

<B>―今回演じるオリバーは、可愛さをアピールするキャラクターなんですか!?  </b>
可愛さがいっぱい出るキャラクターなんです。いままでステージ上では、カッコよさとか悲しさが漂う曲をいっぱい歌ってきたじゃないですか。可愛さはあまり見せていなかったかもしれないけど、今回のミュージカルは可愛さが90%ぐらい。ずっと可愛さが出ているから、僕も期待しているし、ファンの皆さんもいままで見たことのないSE7ENを見ることができるかもしれません。

<B>―ソンジェさんとは、インスタグラムに2ショット写真を掲載したり、製作発表会でも仲の良い雰囲気を漂わせていましたが、SE7ENさんから見て、ソンジェさんはどんな人ですか?</b>
昔からすごく可愛かったです。7年ぐらい前に初めて会ったんですけど、そのときは本当に若かったし、可愛かったし。でも、久しぶりに何年かぶりに会ったんですよ。2人ともすごく大人になって。ハハハ。気持ち的には同じだけど、姿が大人になって、カッコよくなったんで、よかったです。

<B>―ソンジェさんとはどんな話をしているんですか?</b>
最近はほとんど作品の話です。キャラクターをどういう風に、自分のものにして見せたらいいかなと思って、そういう話をいっぱいしています。あと、お酒の話。「いつ飲もうか?」とか(笑)。最近、稽古中だから、あんまり時間がないんですよ。週に6日稽古しているから。

<B>―じゃあ、お酒は公演が終わった後?</b>
土曜日かな。日曜日(稽古が)休みだから。ハハハ。

<B>―KEVINさんの印象はどうですか?</b>
KEVINは可愛い。すごく明るくて。KEVINとは、見たことはあっても、話したことがなかったと思うんですけど、今回会ってみて、すごくいい子だし、可愛いです。

<B>―今回ロボットの役ですが、もし自分がロボットになるなら、どんなロボットになって、何をしたいですか?</b>
ロボットだったら、ヘルパーロボットになって、誰かを助けてあげたい。でも、自分がロボットになったら、何をやるかなぁ~。あんまりやることないんじゃない?やっぱり人間がいいです(笑)。

<B>―今回の公演で、少し長く日本に滞在すると思いますが、韓国から特別に持ってきたアイテムなどはありますか?</b>
ん~、たぶん、そんなにないです。携帯電話だけ。ノートパソコンとか。あとは、台本じゃないですか。台本の半分ぐらいがセリフなんですよ。オリバーのセリフが超いっぱいだから、毎日持ち歩いているんですけど、覚えるのがすごく難しいです。

<B>―「メイビー、ハッピーエンド」にちなんで、これまでの人生の中で、ハッピーエンドだったなと思うような思い出があれば教えてください。</b>
まだ続けていることが多いから、エンディングを迎えたことってあるかなぁ~。このミュージカルがハッピーエンディングになったらいいなと思いますね。日本で初めてのミュージカルだし、こういう演技をするのも初めてだから。「エリザベート」のときは歌だけで、セリフがなかったんです。だから、今回が初めての演技だから、このミュージカルが上手くいったら、僕の俳優人生が伸びるだろうし、もし上手くいかなかったら、俳優人生がエンディングになるかもしれないから(笑)。そういう意味で、この作品がハッピーエンディングになったらいいですね。そうしたら、他の作品にも挑戦したいなと思います。

<B>―今回の作品にかける意気込みは格別だと思いますが、どんな準備をして、本番に臨もうと思っていますか?</b>
キャラクターの分析が一番重要だと思っていて、どういう風にSE7ENのオリバーを見せるのか、それが一番重要だと思います。毎日それを考えて、いろんなことをトライしています。で、その中で、何が一番いいのか、これから決めようと思っています。

<B>―「メイビー、ハッピーエンド」を日本の観客にはどう見てほしいですか?</b>
3人しか登場しない、といっても、ほとんど2人芝居なので、すごく集中力がいる作品です。最初から最後まで集中しなきゃいけないので、僕はSE7ENじゃなく、オリバーに見せるために、一生懸命準備しているから、皆さんもただのオリバーとして見てほしいです。



 短い時間でのインタビューだったが、冗談を交えながらも、俳優として覚悟を持って臨む姿勢が、話を通して、ひしひしと感じられた。ことし1月末の3都市ライブツアーの昼公演で「こんなに朝早くから歌って、夢か現実か分からない」と言っていたSE7ENに、「今回のミュージカルも昼公演がありますが、コンディションはどうですか?」と聞くと、ふっと笑い、一言「頑張ります!」と力強く答えたまなざしが印象的だった。

 俳優チェ・ドンウクとして、ミュージカル2作目となる「メイビー、ハッピーエンド」で、どんな新しい姿を見せてくれるのか期待したい。




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