＜Kリーグ＞仁川ユナイテッドのヨニッチ、セレッソ大阪・尹晶煥監督のもとへ

仁川ユナイテッドの守備の要として1部リーグ残留に大きな力となっていたクロアチア人のDFマテイ・ヨニッチがJ1昇格に成功したセレッソ大阪へ移籍する。尹晶煥（ユン・ジョンファン）監督が新たに指揮をとるチームだ。

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　仁川は6日「仁川のキャプテンであるヨニッチが最近J1昇格の喜びを味わったセレッソ大阪へ向かうことになった。クラブは心からヨニッチの今後に大きな幸運が共にあることを願っている」と明らかにした。

　ヨニッチは2015年仁川に入団し、2015 FAカップ準優勝、2016Kリーグクラシック残留に大きく貢献した。リーグ基準（2015年）37試合、（2016年）34試合など計71試合を消化し、2年連続KリーグクラシックベストDFに選定されるなどチームの地位を高めた。

　クラブ側は「今回の移籍はヨニッチを送り出すしかない状況だとわかっているが、敵として会うのは嫌だというサポーターの意見が反映された結果でもある」とし「仁川はファンの意見を積極的に取り入れ、国内ではなく海外移籍を推進した」と伝えた。

　ヨニッチは大阪へ渡り、細かな手続きをすべて終えた後、セレッソ大阪で新たな挑戦に乗り出すことになった。

　ヨニッチは「これまで2年間、仁川で良い仲間と共にできうれしく幸せだった。仁川はいつも僕の心の中で特別なチームとして記憶されるだろう」とし「仁川サポーターが僕に送ってくれた声援を忘れない。今後、仁川が幸せなシーズンを送ることができることを願っている」と別れのあいさつを伝えた。