試写会前に舞台あいさつをするRain(右)とイム・スジョン=1日、ソウル(聯合)
試写会前に舞台あいさつをするRain(右)とイム・スジョン=1日、ソウル(聯合)
歌手のRain(ピ)が、俳優デビューを果たした。7日に公開されるパク・チャヌク監督の映画『サイボーグでも大丈夫(原題)』で、Rainはドラマ出演時以上の魅力をアピールした。

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1日にソウル・CGV竜山で開かれた試写会直後の記者会見でRainは、パク・イルスンという人物を演じるにあたり、大いに悩んだと告白した。イルスンは、母が逃げたのは自分のせいだと思い、盗みを働き続けていたが、自分をサイボーグだと思い込んでいる女性ヨングンに出会い、彼女を愛するようになる。拒食症のヨングンに食事を取らせるためのイルスンの真剣な努力に、観客はいつしか真の愛の意味を感じ取る。

イルスンのように、他人の能力を奪うことができたら何が欲しいかとの質問に、Rainは「撮影が進む間、監督の能力を奪い、お互いの立場を替えたかった」と述べた。俳優としてどれだけ悩んだかがうかがえる。特に、精神病院内でのロマンス、スリル、痛み、悲しみなど、数多くの感情を表現するのが大変だったという。しかし、今までにないジャンルとキャラクターだからこそ自分が生み出せばいいと考え、少し気が楽になったとRainは振り返った。



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