【ソウル聯合ニュース】韓国南東部の慶州市で12日に韓国の観測史上最大規模となるマグニチュード(M)5.8の地震が発生して以降、余震が相次ぎ、万が一に備え安全対策を取る市民が増えている。 インターネット通販を中心に、ヘルメットや懐中電灯、ロープなどの防災用品や医療用品、非常食の売り上げが急増している。 ネット通販大手のGマーケットによると、避難ロープ、防毒マスク、自家発電機などの防災用品の売り上げ(今月12日~19日)は前年同期比37%増加した。 家具の転倒防止グッズ(66%増)や懐中電灯(41%増)、防火用品(10%増)なども2桁の伸びを見せた。 救急箱セットなどの医療用品(30%増)、湿布(393%増)の販売も大幅に増加した。 ミネラルウォーター(72%増)、カップ麺(22%増)など非常食として活用できる食品類も人気だ。 また、同サイトでは工具・資材カテゴリーでの人気検索ワード1位に「マスク」、2位にガラスの破片などから足を守る「防災靴」が登場した。 ネット通販サイトの11番街では、海外ショッピングコーナーでバックパックに防災セットが入った日本製の「1人用避難リュック19点セット」が注目を集めた。 同製品は40リットルの大きなリュックサックにラジオや毛布、防災頭巾、レインコート、非常食など災害発生時に必要な防災用品が入っている。 Gマーケット関係者は「相次ぐ地震で安全に対する関心が高まり、関連商品の需要が増えている」とした上で、「ネット通販では関連商品を気軽に購入でき種類も豊富なため、購入者が増えているようだ」と説明した。
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