「『チェオクの剣』を観てくれた視聴者の期待が高いので『ファッション70s』は本当にプレッシャーです。でも、今度のドラマもとても独特なドラマになると思います」
2003年、数多くの“茶母廃人”を作り出したイ・ジェギュ(写真)プロデューサーが、再びファンと対面する。来たる 23日から放送されるSBS月火ドラマ『ファッション70s』は、朝鮮戦争から1970年代まで、激動の時代を生き抜いたファッション産業界の2人の女性の人生と愛を描いている。イPDは『グッキ』『黄金時代』など、独特な感覚の時代ものを執筆したチョン・ソンヒ作家とコンビを組んだ。

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『チェオクの剣』の成功以来、MBCからキム・ジョンハクプロダクションに巣を移した彼が、再び“時代劇カード”を取り出した理由はなにか。イPDは「企画案を受けた時は、時代ものなのでやりたくなかったけど、チョン作家と話して考えが変わった」「1970年代の上流階層が魅力的に描かれている」と言った。

イPDは 『ファッション70s』の完成度に重きを置いている。 総24話で放送される予定である今回のドラマが、放送を10日後に控えた状況で、ようやく4話を撮り終えたほどだ。ドラマの前半で、視聴者の期待に応える映像を見せなければならないという圧迫感が、イPDの足を重くしている。イPDは「ドラマの完成度が最大の悩み」「放送スケジュールに合わせてみると、100% 満足する映像をお見せできなさそうで不安」とコメント。

イPDはドラマの完成度を上げるために技術部門もいっそうアップグレードした。“映画のような画面”のために、カメラ・編集器機など新しい放送装備を取り入れた。アメリカ TVシリーズ『X-ファイル』のような“TV 映画”を作り上げる計画である。イPDはまた「時代劇の暖かいイメージを生かすために、パステルトーンのような柔らかい映像をお見せする」と言った。

『ファッション70s』は、1970年代の話だが暗くはない。イPDは、その時代の躍動性をカメラに収めるという覚悟だ。「1970年代は私たちが思うような、暗いだけの時代だったわけではありません。 躍動的な人たちが生きていて、華やかな上流階層が存在した時代です。『ファッション70s』は、すべての世代が共感して暖かいものを感じることができるドラマになるはずです」

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