ニコル
ニコル
2015年6月に日本で「Something Special」でソロデビューを果たし、ことし4月27日には1stアルバム「bliss」をリリース。日韓で活躍するニコルが今までの活動曲や新曲をひっさげ自身初のソロライブを4月29日(祝・金)、「2016 Nicole the 1st Live-bliss-」と銘打って東京・ディファ有明にて開催。

 ライブ開始前から声援が飛び交いすでに会場の熱気は充分。ステージが照明に照らされダンサーのシルエットが紗幕に映し出され、オープニング曲「Innocent?」が流れるとさらに会場のボルテージは上昇。

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 日本ソロデビュー曲の「Something Special」からライブはスタート。白のミニドレスを身にまといキレのあるダンスと共に歌うニコルの姿に一気に最高潮の盛り上がりを見せ、会場には歓声が鳴り響いた。その後の「Need a love」ではキュートな楽曲に合う可愛らしい振付で会場に向けて愛嬌をふりまいた。

 最初のMCタイムでは「お久しぶりです。私の1st ソロライブ blissに来てくれてありがとうございます。私の最初のステージどうでしたか?私はすごく緊張しちゃいました。今日のライブのタイトルはアルバムのタイトルに合わせて”bliss”って決めました。”bliss”の意味は最高のハッピーとかすごく大きな幸せというような意味ですけど、そのぐらい皆さんも私の曲を聴きながら今日のこの時間に皆さんにも”bliss”を感じてほしいです。もっともっと幸せになりましょう!」と会場に呼びかけると応えるかのように会場から大歓声があがった。

 「1stライブで、お昼の公演は本当に最初のコンサートだから緊張します。普段こんなに水は飲まないのに…」と水を飲むニコルに会場からは笑いと「がんばって!」、「ファイティン!」と応援の声が。観客を指差す可愛い振付の「Need a love」のパフォーマンスを気に入ってもらえたかを会場に聞くと「カワイイ!! 」と口々に返答が。ニコルは「本当に?25歳なのにまだ大丈夫?」とうれしそうに笑って答え、次の楽曲へ。

 「Wonderful baby」、「Say good bye」を披露すると、ニコルとのゲームコーナーへ。ゲームコーナーでは会場の観客から3名を選びステージ上でニコルとのランダムダンス対決。「KARA」時代の一部分だけが流れその部分の振付を踊り、一番上手に踊れた人にニコルがセレクトしたプレゼントが渡される、というもの。

 「KARA」の曲がかかると誰よりも張り切って歌いながら踊るニコルに会場は大盛り上がり。「意外とまだ覚えてるよね」と得意気に話すニコルに客席から拍手が沸き上がり、ゲームコーナーでも元気いっぱいのニコルと一緒に楽しんだ時間となった。

 バラードタイムではどのように歌えばよいか沢山悩んで収録したという「Memories」、さらに韓国語曲の「7-2=誤解」を披露し、会場は憂愁漂うしっとりとした雰囲気の中でニコルの歌声に耳をすませていた。

 ファンへの感謝の気持ちを込めてプレゼントを選ぶニコルの映像の後には感謝の気持ちを込めて歌のプレゼントも、ということで「Best Man」を披露。お気に入りだという日本のアーティストの楽曲カバーや、21歳の頃に練習していたというビヨンセの楽曲でダンスパフォーマンスも披露すると会場を熱狂の渦に。

 全身黒のセクシーな衣装に身を包み「Lunar」、「Fantasy」とアップテンポなダンス曲を続けて披露した後、MCをはさみ韓国でのソロデビュー曲「MAMA」の日本語バージョンを届けると会場からはそのパフォーマンスに合わせて大きな応援の掛け声が返ってきた。

 質問コーナーでは事前に集めていたファンからの質問にニコルが答える、というもの。今回のコンサートで一番気を付けて準備した点はなんですか?との質問に対して「全部気を付けていたけど全部ミスしちゃいましたね。その中でもダンスは深夜の2時とか朝の5時とかまで練習していたのにそれでも間違いました(笑)昨日からリハーサルしながら歌の時に声がひっくり返らないようにと願っていたのにそれもしちゃいました(苦笑)」と悔しそうに話すと会場からは「大丈夫」「良かったよ!」と温かな声援と拍手が送られた。それでも自分に納得出来ないのか「私は完璧主義なんですよ~」と完璧を追い求めるプロ根性を見せた。

 デビューして8年たって一番記憶に残っている瞬間は?との質問には少し考えて、「韓国と日本で違うのですが、東京ドームでコンサートした時に『ジェットコースターラブ』を歌いながら踊っている時にステージが回って、照明や皆さんのペンライトの光がすごくて映画のシーンみたいで…。あの時の衣装から何から全てすごく印象に残って、いて記憶に残っています」と語った。ファンからの想い出やコメントを見ながら話すニコルの映像が流れた後は再びライブの時間に。

 ブルーのフリルが爽やかなトップスと白いスカートで再登場し「Recall」、「Precious Time」を立て続けに披露。

 最後のMCでは「どんどん最後に近づいていっています。どうでしたか?楽しかった?良かった~!」と会場からの良い反応にほっとしたように笑みを浮かべ、続けて「私には昔からジンクスみたいなものがあって初のコンサートとか公演ではいつもミスがあります。昔から8年間どんな時でもそうでした。たくさん来てくれた皆さんの前で、こんなにたくさん歌うのも久しぶりだし、体力とか色んな心配をすごくしたのですが、皆さんの顔を見て、良く来て下さる人とかも見えました。自分たちのこと見えてるのかな?って思うかもしれないけど、すごく見えていますよ(笑)そして今日いっぱい来てくれて本当にありがとうございます。今回のアルバムもたくさん聴いてくれて、どんな曲も好きって言ってくれてありがとうございます。これからも歌手としても、何でも努力していくので見守ってください」と語ると会場からは温かな拍手が沸き起こった。

 最後の曲は明るくニコルにぴったりの「HAPPY」で会場も一緒に盛り上がり、曲の最後の部分ではダンサーのイタズラにびっくりし、やり返すお茶目な姿を見せ、会場を沸かせた。

 アンコールの声援に応え「DON'T STOP」を歌った後は会場のファンと写真撮影し、最後まで手を振り会場の声援に応えながらステージ袖にはけて行った。

 席を立たずニコル名前を呼び続ける観客の声援に応えるようにニコルが再登場。「アンコールやってまた出てくるのは初めてですね!びっくりしたよ~!ありがとう!」と笑顔であいさつ。観に来てくれているというニコルの母親や祖母のことを紹介した後に、夜の公演も頑張る事を観客に向けて約束。「今日は笑顔で眠れそうです。本当にありがとうございます」と最後に語って名残惜しむようにステージを後にした。

 同ライブは最初から最後までファンを想い、「ファンの皆さんへ最高のステージをお見せしたい!」、「感謝の気持ちを伝えたい!」というニコルの真心が込められたファンとの絆が深まった記念すべき1stライブとなった。

 ソロデビュー、1stアルバム「bliss」発表、自身初のソロライブと着実に夢を叶えステップアップしてきたニコル。日本でのソロデビュー1周年へ向けた今後の活躍にも期待したい。



ニコル2ndシングル「DON’T STOP」MV(short ver.)
ニコル2ndシングル「DON’T STOP」MV(short ver.)




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