“海外遠征賭博”イム・チャンヨン（林昌勇）、KIAに電撃入団…年棒3億ウォンは全額寄付

海外遠征賭博容疑で波紋を呼んだイム・チャンヨン（39）が故郷のチームであるKIAタイガースで戻ってくる。

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　KIAは28日「無籍の身分であるイム・チャンヨン（林昌勇）と年棒3億ウォン（約2900万円）で入団契約を結ぶことに合意した」と明かした。

　公式契約はグアムで自主トレーニング中のイム・チャンヨンが帰国し次第、締結する予定で、入団後の日程も会合の席で調整する計画だ。

　イム・チャンヨンは野球発展のため年棒3億ウォン全額を寄付することに決定。また持続的に才能寄付活動を広げるという意思も明かした。

　イム・チャンヨンは2015年、韓国シリーズを控えて海外遠征賭博説に巻き込まれた。その後罰金700万ウォン（約68万円）の略式起訴処分を受け、韓国野球委員会（KBO）も72試合出場停止の懲戒を下した。

　KIAは「イム・チャンヨンの入団は故郷のチームであるKIAで野球人生を締めくくり、自分の過ちを報いたいという旨を数回明らかにしてきたことによるもので、球団はイム・チャンヨンはに反省と再起のチャンスを与えることに決定した」と明かした。KIAは早ければイム・チャンヨンを2016シーズンの後半から活用する可能性があると思われる。

　イム・チャンヨンは「自粛し反省しながらグラウンドに立てることを待ち望んでいた。僕にチャンスをくれたKIA球団に感謝の意を伝える」とし「野球をもう一度できることになり本当にうれしく、野球を通じて多くの愛と応援を送ってくださっていたファンのみなさんに許しを乞いたい」と述べた。