北朝鮮の金第1書記、極寒の中“別荘”管理に住民動員

北朝鮮の咸鏡北道（ハムギョンプクド）一帯の住民らが極寒の中でも金正恩（キム・ジョンウン）の「特閣（別荘）」管理に動員され多くの困難を経験していることがわかった。

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　脱北者が運営する米国の北朝鮮専門メディア自由アジア放送（RFA）は27日、北朝鮮が最近、金第1書記の「特閣」を咸鏡北道・鏡城郡（キョンソングン）温堡里（オンポリ）に新たに建設したと報じた。
　
　咸鏡北道の消息筋は「鏡城郡には金日成と金正日の豪華版特閣が2か所もあり、金第1書記はなぜかこの特閣を使用していない」とし「金正日総書記の死亡後、金第1書記のために特閣が鏡城郡に新たに建てられた」とRFAに明かした。

　咸鏡北道のまた別の消息筋は「北朝鮮の住民らは鏡城郡にある特閣管理のために頻繁に動員されてえおり、生計活動さえ脅かされている」と伝えた。

　最近も、湖に氷の穴をあける作業をしていた3人の養殖管理員らが一度に水に落ちて死亡したと消息筋は明かした。

　この消息筋はまた「この湖でスケートをしていた町の子供たちが氷の穴に落ちて溺れる事故も絶えない」と付け加えた。